【手術13週間後】傷病手当を申請しました

傷病手当を申請しました

今頃?という感じですが、先月末、ようやく病院から傷病手当の書類が届きました

手術をしてからもう3か月以上経ってしまいました


ずいぶん待ちましたよ、本当に。
…ていうか、遅すぎよ!



しかも、病院側で記入ミスがあったらしく、8月末に申請した最初の書類ではなく、10月に申請した2回目の書類が先に届きました…

なんていうか、病院てけっこう適当ですよね?

まちがえちゃった、ごめんね。
みたいな。。。

いや、そんな言い方ではなったですが、電話でご連絡をいただいてました。

病院側で記入の間違いがあったので、予備の用紙を郵送してくださいと。

もう一度新しいものに書き直します、ということだったので、改めて予備の申請用紙を郵送させていただきました

もちろん切手代はわたくしの支払いです

切手代なんてたいした金額ではないのですが、病院から自宅に傷病手当の書類を郵送してもらう郵送料はしっかり請求されました…。


なによりも傷病手当がこんなに遅れるって、もしわたくしが家族もいなくて仕事が出来なくて日々の生活に困っていたらどうなるのでしょう??

こういう場合でも安心して医療を受けられるための傷病手当ではないんでしょうか?

病院からは見えないでしょうが患者にもそれぞれ生活があるのです。

手術の延期で2か月休業
サラリーマン・OLにとってはけっこう痛い


わたくし、手術の時も1か月延期になり、そのことも社会生活を送る中で実はけっこう困ったのです。

それぞれの医師の都合が合う最短の日はこの日です、と示された手術再設定の日が1か月後。
普通の人は、えー。。そんなに先? てなりますよね。


1か月仕事休むだけでも大変なのに、2か月も休むなんて大ヒンシュクだなぁ、職場の人ごめんなさい。と思います。


そして、それをわりと普通の事みたいに言われて、病院ってこういうものなんだなって知りました

働く人と病院との感覚の差といいますか、わたくしにとってはけっこう重いことだったのですが、病院にとっては軽ーいことなんですよね。


芸能人とかお金持ち、医者さまのお仲間ならこんなことはないのかもしれませんが(偏見!?)、わたくしのようなごく普通の患者の仕事やら生活やらは病院にとっては関係ないちっぽけなことなんでしょうかね…。

手術もうまくいってもちろん感謝してるのですが、ちょっとそんな気持ちになりました。


患者の中にある不満
けっこうストレス感じていま

患者さんたちはみんな医者様を頼りにしていますし、病院での医者様の権威はすごいものですが、診察時間や手術時間の予定が立たないことで他の入院患者さんから不満がもれていたのを思い出しました


多分、お医者様は本当に忙しいんだと思うのですが患者としてもせっかくお見舞いに来てくれているのに、ちょうどその時間に「処置しますので処置室へ」となると面会時間が台無し
わざわざ来てくれた人にも申し訳ないと思うものです

そうならないようにその患者さんはあらかじめ処置の時間が何時になるか何度も看護師さんにたずねていたのですが、どうやら何時になるのか看護師さんにもわからないようでした。


そのほかにも処置が激痛なのでその時間に効くように痛み止めの点滴を受けていたのに、処置の時間が遅れに遅れて、結局すっかり痛み止めの効果が切れた頃に処置時間となり激痛…、という様子を何度か見ました。

傍から見ていてもちょっと気の毒で、何とかならなかったのかなと思いました。


面会時間にしろ処置時間にしろ、医者様の都合に合わせるのは仕方ないこととして患者は我慢していますが、もう少し気を使ってくれたらとても嬉しいんだけど、ということは多々ありました

しかしスケジュールは患者が合わせなければいけないようです。
わたくしがお世話になった病院ではそれがあたりまえのようでした。

このことに関しては病院の中で患者の立場はわりと弱かったので、お願いしたとしても意見が通ることは少ないかもしれません。

そして他の事でも、なにか要望を伝えること自体「言ってもいいのかな?」とちょっと遠慮してしまうことがあります

コミュニケーションが重要


ですが入院して思ったのですが、言わないでいるとずっと我慢してしまうことになるので、遠慮は禁物です
勇気を振り絞って要望を伝えてみましょう。

他の病院はそんなことないのかもしれませんが、もし入院した病院であまりこちらの希望が伝わっていないと感じたらこまめに伝えてみるといいと思います。


怒って言う必要はないですが、こうしてほしいという要望があったらこまめにいろんな看護師さんお医者さんに同じことを繰り返し伝えてみてください
それくらいでようやく伝わって聞いてもらえるくらいかもです。

退院してしばらくたっていますが、今回の傷病手当の書類のことで、患者が待たされることについては「病院ってこうよね」と改めて思ってしまいました。

これから手術を考えている方、病院とは長いお付き合いになるので自分に合ったところを調べたり知り合いに聞いたりしてなるべく納得した治療を受けられるようなところに行ってみてください

病院、医者様とのコミュニケーションの取りやすさは重要です

わたくしの場合なにかと引っ掛かることはあったものの最終的には担当してくれる先生も決まり担当の白ヤギ先生がいい先生だったので転院はしませんでした

婦人科に限らず、手術の可能性があるような病気の場合、最初にかかった大きな病院に結局は長くお世話になるので、「なんか違う」と思ったら早い段階なら転院もありです。

「なんか違う」と思いながら我慢すると、ずっともやもやしたまま治療をつづけることになってしまいます。

納得いく治療を受けられるように、最初によーく考えて病院選びをすることをおすすめします。

【子宮筋腫・子宮頸がん】手術費用は?限度額適用認定証の申請

子宮筋腫・子宮頸がんの手術費用はいくらかかるのか?

子宮筋腫や子宮頸がんに手術にはいろいろありますが、いざ手術となった場合いくらかかるのか?

病気に備えて保険に入っている方もいるかと思いますが、「限度額適用認定証」というのがあるのを知っていますか?


わたくしは友人に教えてもらうまで知らなかったのですが、とても素晴らしい制度なのでしっかり利用しましょう。
教えてくれた友人に感謝です。


今回、わたくしが手術入院した9月に支払った医療費は57,600円でした
それ以外は一切かかっていません。


手術が保険適用外の場合は別ですが、保険適用の手術の場合、「限度額適用認定証」を申請しておけば病院でびっくりするような金額を請求されることはありません。

1ヶ月に病院で支払う医療費の上限が収入に応じてに5段階に定められているので、その上限までしか請求されません。

どの病気にかかっても保険的適用内の治療であればこの上限までしか請求されないので、民間の高い保険に加入していなくても心配することはありません。

例えば、70歳未満の場合、一か月の給料が

27万円未満の場合 → 57,600円

27万円以上~51万5千円未満の場合
 80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

となっています。(全国健康保険協会)

例)27万円以上~51万5千円未満の場合
  医療費の総額が100万円だった場合

80,100+(1000000ー267000)×1%
=80100+(733000)×1%
=87430


となり、医療費が100万円かかったとしても上限は87,430円になります

住民税非課税世帯はさらに上限が低く、35,400円になっています。


70歳未満の方の所得状況による区分

所得区分 自己負担限度額
①区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)
(報酬月額81万円以上の方)
252,600円+(総医療費-842,000円)×1%
②区分イ
(標準報酬月額53万~79万円の方)
(報酬月額51万5千円以上~81万円未満の方)
 167,400円+(総医療費-558,000円)×1%
③区分ウ
(標準報酬月額28万~50万円の方)
(報酬月額27万円以上~51万5
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%
④区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円未満の方)
57,600円
⑤区分オ(低所得者)
(被保険者が市区町村民税の非課税者等)
 35,400円
高額療養費として払い戻しを受けた月数が1年間(直近12ヵ月間)で3月以上あったときは、4月目(4回目)から自己負担限度額がさらに引き下げられます。
(『全国健康保険協会』より引用)

手術の前に限度額適用認定証を申請しよう

 

先ほどの計算のように月収が51万5千円未満の場合、かなり医療費がかかったとしても、手術入院の支払い金額が10万円を超えることはほとんどないと言えます。

なので心配して高額な民間の保険に入らなくても大丈夫です。日本の健康保険はとても優秀です。

病気になっても安心して治療を受けられるようになっているのですね。


病院で一度医療費を支払った後に超えた分を払い戻してもらうこともできますが、先に限度額認定証を申請しておけば、限度額以上を支払う必要はないので安心です(差額ベッド代は別)


申請した月の初日からの適用になり、さかのぼってそれ以前の医療費に対して交付してもらうことはできないので気をつけてください

手術が決まったらすぐに申請しておきましょう。


「限度額適用認定証」どこで申請するのか?


さて、そのその保険を適用するために入院前に「限度額適用認定証」の申請の必要があります


加入している健康保険によって申請する方法が少し違いますが、会社員の方は会社の健康保険に申請することになります。


国民健康保険の場合は各自治体の国民健康保険係の窓口で申請します。申請書を提出した月の1日(初日)から最長で1年間有効です。

入院前はなにかとやっておくことが多くあわただしいですが、忘れずに申請しておきましょう。

会社員の方は傷病手当もありますので同時に申請しておくといいですよ。

普段支払っている健康保険は病気になった時、ケガをしたときのためのものなのでしっかり申請しましょう。

子宮摘出手術【術後7日目】退院の日

退院の日の朝、最後の朝食を食べて退院の準備を始めました。

まだ腹痛が心配なので、下剤を2週間分処方してもらうことにしました。
痛み止めのロキソニンも出してもらったので安心です。

退院日ですが、腸が動いた時の腹痛がまだ続いていました。

痛みといえば立っているとき、重力で内臓が下に押される感じでじんわり下腹部が痛くなります

立ちっぱなしや歩きすぎは気を付けなければいけません

この日午前中は退院準備で荷物をまとめたり着替えをしたり、あわただしく過ごしました。

退院の会計はここ、レンタル品の終了手続きはこっちと、手続きの場所が違います。
病院の中も広いのでやはりかなり歩きました

さらに迎えに来た夫が昼ご飯を食べていきたいというので病院内のレストランで食事をすることにしました。

この時すでにけっこう歩いていたので大丈夫かなと心配だったのですが、家に帰っても食べるものはなさそうだったので食べて帰ることにしました。

退院後の出血

しかし退院して自宅に帰って気づいてのですが、今までなかった下からの出血がありました
やはり歩きすぎたようです。

家族も手術後の知識がないので退院したらもう普通に動けると思ってしまうようです

こういうことも女同士なら言わなくてもわかるのですが、男にはわかりませんかね…。

こういうところについイラっとしてしまいます

退院したとはいえ、あてにされては困ります。

このあと生活に気を付けていたのですが3日ほど出血が続きました
退院早々こんな調子なので強い意志でしっかり制限しないといけません。

退院後こそ体調管理を

やっぱり家に帰ると自分の事だけでは済まなくなってします。
このことが入院中も気になっていました。

こういうことは最初にはっきり言っておかないと後々さらに理解がないことにイライラするので「母は動けない宣言」して寝ました。

お子さんがいる方は実家に帰れるなら帰ったほうがいいですね。

家に帰るとどうしてもいろんなことが気になってしまいます

洗い物がたまってるし、洗濯物も…。
食事は6割、牛丼やとんかつ。


野菜は食べないの? 洗濯はだれがやるの?

…気になる。。


しかしここでわたくしが動いてしまったら「なんだ、できるじゃん」となってしまうので見て見ぬふりです


退院するとつい動きすぎてしまうっていうのはこの葛藤でイライラしてるなら自分でやったほうがいいやってなるからなんですよね。

わたくしもいつもこのパターンなのですが、今回は絶対に自分でやらないように決意しました

3キロ体重減

お昼に食べたパスタが久しぶりの「普通の外食」でしたが、油の量も塩分も入院中の食事とはかなり違いました。

病院のヘルシーな食事の反動で、退院したらジャンクなものを食べたいと思っていたのですが、「普通の外食」は久しぶりに食べるせいか味が濃くてちょっとくどいかなと思ってしまいました。

病院の食事は野菜が多くて油少なめです。
量もちょうどよかったです。
お通じにも良さそうなメニューで、ちゃんと各患者さんの病状に合わせた食事にしてくれてるんですよね。
ほんとありがたいです。

しかも毎食いろんな野菜が使われていました。

これを自分で用意するのは大変、ていうか無理


退院して今後の健康管理のためにも体重を測ってみました。そういえば手術前に体重を測ったきりでした。

おなかから子宮がなくなったし、手術前後の絶食と下剤でやはり体重3キロほど落ちていました

あまり動けなかったし、体力落ちた気がします

これからのためにしっかり食べて、体力を回復させなくてはなりません。
肉とか魚とか、体が失った分のタンパク質をとらなくてはなりません。

腸のために野菜も。乳酸菌も。

リュープリン注射を打っていたので女性ホルモンも減っているはず。骨粗しょう症を防ぐためにカルシウムも取らなくてはなりません

入院中から心配でしたが、やっぱり心配したとおり明日からいきなり食事のことが問題になりそうです

子宮摘出手術【術後6日目】子宮の重さは650g

手術してから6日が経ちました。
傷の痛みはロキソニンを飲んでいることもあり、あまり強くありません。
起き上がる時や歩くときはお腹に少し力が入るので痛くなりますが横になっているときはずいぶん楽になりました。

特に問題なければ明日退院です。
めったにない入院生活なので少し楽しみにしていたのですが、あっという間に終わってしまいそうです。

入院中は、自由に歩けなったりおなかが痛かったりいろいろありましたが、やっぱり楽でした

自分の身の回りのことだけすればいいので、時間が出来たときには本を読んだりうたた寝したりできます。

こういう静かでのんびりした時間が欲しかったので、本当はあと1週間くらい病院でごろごろしながら過ごしたいところです。

朝食。初めてのパンです。
リンゴや豆類など繊維質多め。



この日もまだ定期的に陣痛のような痛みが襲ってきました
腸が動き始めると激痛で動けなくなります。

退院したらこの痛みも自宅で耐えなくてはならないので不安になります。

痛みが来たときはベッドの上で座ってみたり寝転んでみたり楽な体勢を探してみました。

昨日から新しくなった下剤「酸化マグネシウム」錠剤は、水分を取り込んで便を柔らかくするお薬です

この下剤の効果で腸はぐるぐるかなり活発に動いていました。
この日の午後レントゲンを撮りました。

レントゲンを撮る昼過ぎに、ちょうど激痛でもだえていたら、看護師さんが車いすでレントゲン室まで連れて行ってくれました。

こうやってケアしてもらえるのも明日で終わりです。
退院したら痛くても自分で対処するしかないし、食事も自分で用意しなくてはなりません

それは残念ではあるのですが、病院は保養所ではないので、腸に何もなく予定通り明日退院できるのが一番いいことです。


腹痛はまだ一日に何度もありましたが、下剤の効果もあって手術6日目はめでたく2回の排便がありました。

昨日出したものも太さ3cmくらいの頼りないものだったのでこれで少しほっとしました。

鮭のちゃんちゃん焼きが美味でした。ご飯の盛りは少なめです。

手術後初、白ヤギ先生の診察

この日は手術後はじめて白ヤギ先生が病室を訪ねてきました

大きな病院というのはこういうものかもしれませんが、担当の4人ほどの医者様がチームで診てくれるので実際に執刀した白ヤギ先生以外の医者様方が今まで様子を見に来てくれていました。

傷の様子を確認してくれて、今後の生活についての注意事項についてお話がありました。

おなかに力を入れることはしない
 (重いものを持つ、自転車・自動車の運転もダメ)
湯船につからない
性交渉をしない
無理をしないで疲れたら休む
生理の時より多い出血があったら外来を受診する

大事なことなので、この後看護師さんにプリントも渡されました。

腸のレントゲンさえ問題なければ明日無事に退院できそうです。

そして手術で取り出した子宮と子宮頚部、卵管にガン化したものはなく心配ないですと言われました

まだ手術が決定する前、子宮頸がんの組織診のときに、大きい子宮筋腫に押されて子宮頚部に見えない部分がありました。そこは手術で取って組織を見てみないとどのくらい悪いのかわからないと言われていました

内診した感じでは大丈夫そうだけど、ということでしたが取って調べてみるまではやはり心配でした

子宮筋腫だけなら手術にはならなかったので、病気としては子宮頸がんの高度異形成の方が問題なのですよね。

摘出した子宮の重さは650g

そして手術後ずっと気になっていたことを白ヤギ先生に聞いてみました。

グリーン:「先生、筋腫はどのくらいの大きさでしたか?」

白:「サイズ的には7~8センチ※くらいですかね…。 リュープリン注射が効いて小さくなってました」

なるほど、リュープリン注射の効果があったと。

MRI画像では10cm以上ありそうでした。

※(後日病理検査の詳しい結果では、子宮筋腫最長部分13センチとなっていました)

リュープリン注射を3か月くらい打てば数センチですが小さくなると説明を受けていました。

グリーン:「先生、重さはどんなもんでしょう?」

白:「重さは、えーと。子宮の重さは650gでした。普通の子宮の重さがだいたい150gなので、筋腫は500gくらいですね」

650g…。

なんとなく、鶏肉500gのサイズが頭に浮かびました

でかいな。

そんなものがおなかに入っていたとは…。

実際、手術の後のお腹はだいぶへこみました

もうポッコリした妊婦のようなおなかではなくなっていて、元々のおなかってこんなだったかな??と思ったくらいです。

たしかに650gの肉がなくなったのだとしたら不思議ではないですよね。

今までの固くてポッコリしたおなかは脂肪なのかもとも思っていたのですが、子宮筋腫のせいだったのだとはっきりしました。

さようなら、子宮。そしておまけの卵管も。

執刀した白ヤギ先生の話を聞いて、取り出された子宮のイメージがわきました。

本当は夫に取り出した子宮の写真を撮っておいてもらおうと思っていたのですが、わたくしが手術した病院では手術室に家族が入ることができませんでした

なので写真は撮れません。残念です。

家族に写真を撮ってもらうことはできませんが、お医者さんが撮った写真はお願いすればあとで見せてもらえるようです。

腸が動く時の痛みはまだまだあるものの、手術の傷の痛みはかなり回復してきました
レントゲンの結果も特に何も言われず。


夕方の回診の時に医者様から

「明日、退院できますよ。よかったですね!」

と、笑顔でいわれました。


予定通り、明日退院決定です。

牛筋のビーフシチュー。病院のごはんもとうとう明日朝でおわり。美味しかったです

子宮摘出手術【術後5日目】辛いことははっきり言おう

昨日夕方ごろから続くのお腹の痛みが段々と激しくなって、昨夜は何度も目が覚め、あまり眠れませんでした。
寝汗でパジャマが濡れているので着替えたいのですが、痛みで身動きが取れません。


こんな痛いって、おかしくないか??


やっぱり段々心配になってきます。いつものお楽しみの朝食も今朝は全く食べられませんでした

看護師さんが朝食を下げてくれる時に声をかけてくれました。

「ご飯食べられませんでしたか? お腹痛いですよね」

痛いです! 陣痛並みの痛さなんですよ看護師さん!
痛くてヒーハー声が出ます。



そんな時に若手先生の回診です。

若:「昨日も排便なかったですか…。んーー。」

グリーン:「先生、痛いんですお腹が! 腸はグルグル動いてるんですけど、なかなか先に進まないんです」

お腹の動きはかなり活発です。それでこの激痛なのですから。

若:「下剤を変えてみましょうね。便を柔らかくするお薬と、お腹の動きを良くする漢方のお薬を出しておきます」

「あと、今日便が出ても出なくても、明日レントゲン撮りますね。もう今日で5日目なんで」


レントゲン、ぜひ撮ってください!
この痛みの原因、わたくしも今不安です。


若手先生が去った後、思ったのですが、尿管ステントはいつ抜けるんでしょう?

若手先生に話した後も看護師さんにステント抜去の件を何度かお願いしたしつこいわたくし。

ツライんです、膀胱炎が!


しかもお腹のレントゲン撮ったらしっかりステント写っちゃいそうです。
若手先生からはステントの話は全く出ませんでしたが…。

陣痛級の痛みでわたくし唸り声がうるさかったかもしれません。
看護師さんが心配して様子を見にきてくれました。

「グリーンさん、大丈夫ですか? お腹、痛いですよねー。
 でもこれ、みんなそうですからねー

え、みんな?

グリーン「え、みんなこうなるんですか?」

「そうですよー。最初の便通は皆さん痛いんですよ

え、そなの?? みんななるの?

なあんだ、そーなんだ。
腸がおかしくなったかと思った!!

こういうことって誰も教えてくれないんですが、知っときたいですよね!

手術後の最初の排便って激痛なんですね。


まるで陣痛のような定期的に襲ってくる痛み
出産して以来もう二度と感じることはないと思っていたのに、違うものを生み出すのにこんなに痛い思いをするなんて。


みんな痛くなるとはいえ、おそらく痛みの度合いは人それぞれだと思います
術後の傷の痛みもわたくしは痛み止めのおかげでさほどではなかったですが激痛の方もいます。
ただ、こんな人もいるんだわね、くらいに知っておくと不安は少なくなりますよね。

排便ミッションついにクリア

そしてこの後、ついにきました、出したい感じ!
とうとう直腸あたりまで来たようです。
よろよろとトイレに駆け込むわたくし。

なんか、出た? これ、出たの?

いつものような爽快な排便感がありませんが、変だなと思いながらも出したものを確認。

なにこれ! ほっそー!

なにやら頼りないものが…。太さ3cmくらいしかありません。
とりあえず出たってことで、ミッションクリアでいいのかしら?

出たものは微妙でしたが、看護師さんに報告。
看護師さんも喜んでくれてとりあえず5日目でようやく排便ミッションクリアできました。

ほっそいものしか出ませんでしたが、少しでも出すと痛みがかなり和らぎ、その後のお昼ご飯は美味しくいただくことができました。

昼ご飯はなんとか食べることができました。七分粥です。


その後さらに痛みが落ち着いてきたので久しぶりにシャワー浴をすることにしました
手術前に入ったきりなので5日振り!
湯船につかれるようになるのは手術1カ月後の検診のあとになるようです。

何度も痛みで汗だくになっていたのでシャワーだけでも頭も体もサッパリできて気持ち良かったです!

テープで止めてある傷口も石鹸を泡立てて、ていねいに洗いました

ようやく尿管ステントが抜ける

シャワーの後、風呂上がりのいい気分でのんびり歩いていたら、看護師さんが慌てて駆け寄ってきました。

「グリーンさん! これからすぐ泌尿器科に行ってもらえますか。ステント抜いてもらうそうです」

きたーっ!! ついに!
待ってたよーこの日を。



髪びしょ濡れのままでいそいそと泌尿器科の外来に向かうわたくし。
パジャマのままですが気にしません。入院患者ですから。

外来病棟は入院病棟と違ってみなさんきちんとした格好をしておられるのでわたくしはかなり目立っていたかと思いますが、そんなことも気になりませんでした。


ステント抜いてもらえるのは嬉しいんですが、痛いかも…。
ステント留置の日のことを思い出します。
あの日は本当に悲惨でした。

泌尿器科の診察台に座ります。
婦人科のものと同じ仕様の診察台、もう慣れたものですが恐怖感は比べものになりません。

泌尿器科の先生はわたくしの尿道にある糸を見て

「あれ! なんか、糸出てる!」
と。

わたくしは糸のいきさつを説明しました。

「これは、つらかったね、グリーンさん…」

なんと! 初めてわたくしのつらさをわかってもらえました!
涙が出そうです。。


若手先生にいつ抜いてもいいとか、泌尿器科の先生が忙しくて都合つかないとクールな逃げ技を食らいましたが、つらかったんですよ、本当に。

膀胱の中には浮遊物があって尿が濁っていました。やはりこれは手術の後すぐ抜いたほうが良かったようです。

そしていざステント抜きの瞬間、すーっと背中に違和感がありました
しかし、入れるときのような嫌な感じはありません。

ステントは尿道からスルスルと出てきて構えていたような痛みもなく、無事、左右の尿管から抜けました


長い間の膀胱と尿道の苦しみからようやく解放されました。


大きな病院とはこういうものかもしれませんが、婦人科は婦人科領域のみ、泌尿器科はそれ専門で、なかなかそれぞれの連携がよろしくないようです

つらいのは患者にしかわかりませんのでつらいことはつらいと、(控えめで遠慮がちな方は特に)強めに主張した方が良いようです

退院まであと数日ですが病院との付き合い方を学んだような気がしました。

夕食。ついにお粥から普通のご飯にかわりました。腸のためにも乳酸菌ジョアがうれしい

子宮摘出手術【術後4日目】硬膜外麻酔終了

手術後4日目、流動食は順調に三分粥から五分粥になり、米の粒々が増えました。量は相変わらず多いのでお腹いっぱいになります。
昨夜飲んだ下剤の効果がいつ出るかと期待しつつ朝食を食べました。

麻酔が効いていることもありお腹の傷の痛みはあまりありません。

朝ごはん。繊維質のものが多く出ます。

まだ完了しない排便ミッション

朝食後も便意が無いので、昨日と同じ下剤「アローゼン」を処方されました。
お腹がゴロゴロ動く感じはあるものの便意とまではいきません。
看護師さんにこれでも出なかったら下剤じゃなくて浣腸ですねと言われましたが、わたくし浣腸の方が効くのでは無いかという気がしました。
とにかく出てくれればなんでもいいです。

今日も看護師さんが腸の動きを聴診器で聴いてくれました。
ゴロゴロいっているけどまだ動きが弱いようです
今日で手術後4日目だし、流動食も始まっているしそろそろ出てくれても良さそうなんですが。


硬膜外麻酔が抜けました

午後、麻酔科の先生が硬膜外麻酔を外しにたずねてきました。

「背中の管を抜きましょうね」

やっぱりもう抜いちゃんですね、痛み止め。
今までこれのおかげであまり痛みを感じずに済んだので無くなるとなると少し不安ですが、もともと術後4日目に抜くことになっていたので予定通りです。

できれば尿管ステントを抜く時まで続けて欲しかったのですが、強い薬なのであまり長くは使えません。

背中の針は動いたり折れたりすると危険なのでガッチリ背中から首のあたりまでテープで固定しています

背中に管が通った状態を自分で見ることはできないのですが、背中の針が折れたりずれたりしていないか、看護師さんが1日に1〜2度確認に来てくれていました。

背中に針が刺さるという事を初めて聴いたときはビビりましたが、この痛み止めの効果を知るとやっておいて良かったと思います。

麻酔科の先生が背中の固定テープを剥がしていきます。
昨日から首のあたりのテープにかぶれ始めて痒くなってきていました。
剥がされると気持ちいいです。

「じゃ、抜きます」

といわれて、すっと抜けた感覚が少しだけありました
痛みもなく、変な感じもなく、カテーテルを抜いた時以上に何も感じないまま終了です。

点滴も昨日で終了し、左手にずっとつながっていた点滴の針も抜けました。
これで体につながっていた管が全部はずれて自由になったので、今日からシャワー浴ができるようになります

トイレに行くのも点滴棒をもっていく必要がなくなりました。今ままで点滴棒に掴まるように歩いていたのですが、そろそろ掴まるものがなくても歩けるようになる頃です。

そしてお楽しみのランチです。

右上は白身魚のクリームシチュー。おかゆのおともにかつお節みそ。

腹痛との戦い

痛み止めを抜いたらまた段々お腹が痛くなってきました

硬膜外麻酔を抜いてすぐに、痛み止めのロキソニンを処方してくれたので昼食後にすぐ飲みました。

しかし、痛みが段々強くなり、ひたすらベッドの上で耐えました。
痛みが強くなるとトイレに行くのもつらくなります。
何もぶら下がっていない点滴棒を支えによろよろとトイレに行きます。
痛みで歩くのが昨日以上に遅くなりました。汗がにじんできます…。

それに加えてお腹もゴロゴロしてきました。
下剤が効いてきたのかもしれません。しばらくトイレにこもることにしました。

ぐおお。痛い…。

しかしこれは、どっちの痛みなの? お腹の傷? それとも下剤でお腹がくだっているの?


自分の体の中なのにイマイチ区別がつかないんです。
わたくしこの辺の体の感覚が鈍いのかもしれません。

お腹の傷意外に手術の後にこういう痛みがあるとは全く考えていませんでした。
もともと腸の動きがあまり活発ではないので手術後4日もたって下剤をのんでいるのにこれです。

しかし今まで下剤を飲んだことは何度もありますが、こんなに痛くなったのは初めてです。
しかも下剤を飲んでお腹が痛くなってきたらすぐ出ますよね。それなのに

出ない。 痛いのに出ない…。

この後さらに痛みは強くなり、ベッドの上で痛みで汗をかきながら悶え続けました。
下剤で腸が動いているだけでなく手術の傷の痛みも合わさってこんなに痛いのだと思います

今日からシャワーできると思っていたのですが、とてもそれどころではありません。
便が出るまではこの痛みは続くのかも…。

頼む。。出てくれ。


腸が何かおかしくなってるんではないかとまたまた不安になってきました。

開腹での子宮摘出手術では無事に手術が終わったとしても、膀胱、腸への影響がいろいろあります
これは手術前に知っておくと不安が減って気持ち的に楽だと思います。

予めわかっている痛みと予想していない痛みでは、不安の大きさが全然違います

お腹を切って中を取り出しているのでこのくらいのことが起きるのは普通のことなのかもしれません。
しかし初めてのことなのでいちいち「これ大丈夫なの?なんかおかしくない?」と敏感になってしまいます。

腹痛に悶えながら食べた夕食。右上は栗なし栗きんとん。


ロキソニンを飲んでも痛みは治らず、この夜は何度も目が覚めました。パジャマも寝汗でびっしょりです。

とうとう手術後4日目も排便ミッションクリアならず

腹痛との戦いがこの後も続きます。

子宮摘出手術【術後3日目】排便ミッション

昨日の夜は痛み止め点滴が効いてよく眠れ、スッキリ目覚めた朝です。


朝から看護師さんに「排便ありましたか?」と聞かれプレッシャーを感じます。

昨日から流動食も始まり、水分も多めに取っているのですが出ません。手術前に読んだ同意書にあった「腸閉塞」が頭をよぎります。

ガス出たし、大丈夫だよね?

手術後、腸の癒着で便のでがわるくなることがあるとか。
もしかしたら直腸の動きが悪くなっているとか。

お腹はゴロゴロいっているのになかなか出てくれないといろんなことが心配になってきます。

準広汎子宮全摘術では術後に排尿障害や排便障害が起きることも稀にあります。開腹手術だと癒着が起きる可能性もあるので排便の確認は重要なんですね。

手術自体は問題なく終わっているし、手術時間は4時間弱でほぼ予定どおり
癒着を防ぐシートを使ったりしているし、大丈夫かとは思うのですが。

流動食が少し固形に近づいた

さて、入院中のお楽しみのごはんです。主食は流動食とはいえ少し固形のものも出てきました。お粥の量がメチャ多いです。三分粥です

普段なら全く食べる気がしない煮物も美味しくいただきました。家では食事の支度はわたくしの仕事なので、この上げ膳据え膳がありがたすぎます。帰りたくない。。。

流動食2回目朝食
2回目の流動食。三分粥。朝食です。


病気じゃなければ病院て素晴らしいところです。
ベッドは清潔だし食事は3食運んできてくれるし、洗い物も掃除もしなくていいなんて。でもみんな退院したがるんですよね。
それはきっとお家が居心地いいんでしょうね。羨ましいです。

流動食3回目
お昼ご飯。麻婆豆腐風。おかゆの量はやはり多め。たいみそが渋いです。

尿管ステントがまだ入っていた

すこし慣れてきたトイレへの往復。
流動食も始まり排便ミッションクリアのために水も多めに飲んでいるのでしょっちゅう行くことになります。

手術後、尿管ステントが入っていたことを忘れていたのですが、というか手術後に意識がない状態で抜いてくれたのかなと思っていたのですが、トイレに行った時に再び尿道に違和感を感じました

この感覚、手術前にずっとあった糸、尿管ステントにくっつている糸がまだあるんじゃないの??
 
おそらくカテーテルが入っていた時、糸が膀胱内に押し込まれていたのだと思うのですが、糸が入っている感覚がなかったのです。
なのでもうステント抜けてるんだと思ってたんですが…

(まだ、入ってるね)


排尿時の勢いでまた尿道に糸が出てきてしまったものと思われます。この違和感、間違いなくステントの糸です。膀胱炎のような尿道のムズムズが戻ってきてしまいました(泣)

なんか排泄関係のお話ばかりですみません。

若手先生にステントの件を聞いてみた

この日の回診は若手のお兄さん先生でした。
白ヤギ先生チームの一員のようです。
4人のお医者さんがチームで診てくれていて、手術の同意書にも教授のほか白ヤギ先生含む4人の先生の名前がありました。

若手先生に尿管ステントがまだ入っているか聞いてみました。

若: 「ステント…。 あー! その話、出てました!」

どうやら医者様のミーティングのようなもので情報共有されているようです。

若: 「ステント、まだ入ってます。えーと、泌尿器科の先生が忙しくて、なかなか都合がつかなくて。」


なんとぉ! 都合がつかないと!?


手術の予定は1カ月前から決まっていましたが?



若:「ま、いつ抜いてもいいんで。もしかしたら退院後に外来で来てもらって抜いてもらうことになるかもしれません」


いつ抜いてもいいと!


いやいや、そらないわ。
手術前からもうずっと膀胱炎つらかったし。この状態で退院とか絶対無理。


「ずっと膀胱炎で辛いんで、早く抜いてもらえますか?入れる時もめちゃくちゃ痛かったんで、できれば痛み止めが効いてる間に抜いて欲しいんです!!」


若手先生なので言いやすいです。訴えました、辛さを。

↓↓ 尿管ステントを入れたときの惨事はこちら
尿管にステントを入れる(1)
尿管にステントを入れる(2)

そもそも泌尿器科で説明を受けた時には手術の後すぐ抜くって事になっていました。
手術延期でこんなに長いこと入れっぱなしだったので膀胱の中も小さな傷が出来てるんじゃないかと思います。

若手先生は笑顔で答えました。

若:「わかりました。伝えときます!」

ほんと、頼むよっ!


水を飲んでも出ない…

まだクリアしていない排便ミッションを達成するためにトイレに何度もいきました。点滴からの水分補給もあるので、水分が足りなくて出ないということはなさそうです。

排便はありませんが、この日の排尿量は3400cc。水飲み過ぎかもしれません。
この日の夜、下剤「アローゼン」が処方されました

見た目の量からして、術前の「マグコロールP」ほどの威力はなさそうですが…。

少しずつ食事の内容も固形物が増えてきたのでアローゼン飲んで明日に期待します。

流動食4回目 夕食
この日は秋分の日特別メニューでした。

子宮摘出手術【術後2日目】流動食開始

手術後2日目は朝から歩行訓練です。

昨日なんとかトイレの入り口までたどり着けましたが、今日からは一人でトイレに行けるようにするので余裕でトイレまで往復できるように訓練です。


また看護師さんに付き添ってもらってトイレまで歩きます。点滴棒につかまってゆっくり歩きます。
しかし、昨日に比べて少し頭のふらつきがマシになっているのがわかりました。

歩くスピードもあいかわらずゆっくりですが、昨日よりかなりまともになりました。
無事トイレまでたどり着け、Uターンして病室のベッドに戻ります。

片道20メートルくらいですが、これでも往復すると少し顔が白くなります。
痛み止めのフェンタニルを使っていると血圧がさがってふらつきが出やすいようです。

このときの血圧は84/42、昨日の歩行訓練の後もこのくらいでした。普段の血圧が110/70くらいなので確かにいつもより低いです。

トイレへの往復に成功したので尿のカテーテルを抜くことになりました
カテーテルが入っている間尿意を感じないので不思議です。

ベッドに仰向けに寝た状態で看護士さんにカテーテルを抜いてもらいます。

「はーい、抜きますねー。力抜いて深呼吸してください」

痛いのかも、と身構えていましたが、意外なほどなにもなくするっと抜けてカテーテル終了です。

今後トイレに行くたびに清浄綿で陰部を拭くように指導を受けました。
感染予防のためにウォシュレットできれいに洗って清浄綿で前から後ろに拭いてくださいね、とていねいに説明してくれます。
開腹手術での子宮摘出手術では点滴が抜けるまではお風呂に入れないのでこの方法で清潔を保ちます。

とりあえず午前中のミッションはこれで完了のようです。

少し動くと疲れます。
ベッドでゆっくり休んでくださいと看護師さんにいわれ、とホッとしました。
昨日もでしたが意外とやることが多いし検温と血圧測定も一日に何度もあります。
寝れるときにはゆっくり寝ます。

流動食は今日の夜からスタートです

手術当日から水以外のものは口にしていません。
点滴で栄養補給しているのでおなかはすかないのですが、たとえ流動食でも待ち遠しくなります。
今日の夜から流動食が開始になるようです。

看護師さんに「便はでそうですか?」ときかれましたが、全く気配なしです。
水しか飲んでないのに出るのかしら?と思ったのですが、排便は今日のミッションだったようです。

看護師さんがおなかに聴診器を当てて腸の動きを看てくれました。ぐるぐる音はしているのですがまだ動きが弱いようです。

開腹手術の場合、術後の癒着腸閉塞を起こしている場合があるので便が出るまではずっと流動食のままなのです。

癒着を防ぐためにも排便のためにも動かないといけません
一日中うたた寝しながら過ごしたい気分ですがぐうたらしていると別の危機が訪れそうなので尿意と便意をもよおす前に何度もトイレに行きました。

初めて一人でトイレに行ったときはよろよろしていましたが、3回目の夕方ごろにはトイレへの往復もかなり慣れて不安もなくなりました。
ナプキンの汚れもなく、下からの出血はゼロ、経過良好です。

排尿時は毎回カップで尿量を測ります。
排尿回数も記録します。手術前は300ccでしたが手術後は400cc。子宮筋腫がなくなって膀胱が貯められる尿の量が増えたのかもしれません。
もしかしたらわたくし頻尿だったのかも。

無事一人でトイレに行けるようになったのですが便意はおきません。
明日になっても出なかったら下剤を出しますと宣告されました。

朝カテーテル抜いたばかりでもう排便。。
次々にミッションをこなしていかなくてはなりません(汗)

がっつり肉とかご飯とか食べたら出そうなのに。と思うのですが固形の食べ物はまだ先です。
とにかく水をたくさん飲んでみました。

そして楽しみにしていた流動食です!
思っていたよりおいしくてうれしかったです。ずっと水だけだったので牛乳がおいしい。明日の流動食も楽しみになってきました。

流動食画像
初回の流動食。手前左はコンソメスープ。右は重湯(食塩付き)。奥右端はほうじ茶です。

ふらつきが出ないように痛み止めの量を半分に減らす


トイレに行くときまだ少しふらついていたので背中に流れている硬膜外麻酔の痛み止めを半分に減らすことになりました。
この痛み止め、今まで効果抜群だったので量が少なくなるのは不安ですが、ふらふらしてたらトイレで転倒するかもです。

お昼ごろに痛み止めを減らして、そのあと2~3時間くらいは変わりなかったのですが、そのあとだんだん激しい痛みが来ました

痛み止めを半分にしただけでこんなに痛いとは、やはり硬膜外麻酔がかなり効いていたことがわかります。背中の注射は恐怖でしたがやっててよかったです。

夜7時ごろになって痛みが強くて耐えられなくなり、看護師さんに減らした痛み止めの量をもとに戻してほしいとお願いしてみました。
ですが、フェンタニルはふらつきを抑えるために減らしたので別の痛み止めを使うことになり、痛み止めの点滴を用意してくれました。

硬膜外の痛み止めが偉大過ぎて点滴じゃ効かないんじゃないかと思っていたのですが10時ごろには効いてきて痛みが軽くなり、ほっとしました。
痛みが和らぐと眠くなってきて、この日の夜もぐっすり眠れました。

子宮摘出手術【術後1日目】歩行訓練開始

子宮摘出手術【術後1日目】

傷口を初めて見ました

昨日予定通り、準広汎子宮摘出術を無事終了し、子宮を全摘出、子宮頸部と卵管は切除しました。
卵巣は残すことができたのですぐに更年期障害に悩まされることはなさそうです。

硬膜外麻酔のフェンタニルがよく効いて
いるおかげで痛みはあまり感じません。
看護師さんが痛み止めの残量を時々確認にきます。
ボタンを押して痛み止めを追加できるのですが、うまく効いてくれたので一度も押さずに済みました。

手術後初の朝の回診で偉い先生が診察してくれました。
「おなかの傷をみせてくれるかー」
と優しい口調で話してくれます。

手術後は腹帯というマジックテープで止める白いコットンの腹巻でお腹を巻いてガードしています。腹帯を外して偉い先生に縫った傷口を見てもらいました。
いままで腹帯を巻いたままだったので自分でもお腹を縫ったところを見るのは初めてです。


傷口を白い医療用のテープで止めてありました。
傷の長さ約15cmくらい臍下から恥骨あたりまであります

子宮筋腫が大きかったのでやはりこのくらいは切るんですね。

「あ、きれいだね」
と偉い先生が言う通り、本当に傷口はあっさりしたもので、きれいです。

もっと血がこびりついてたり、縫い目がザクザク粗いのかと思ってました。よかった。

二人子供を産んでいるとはいえ傷口は気になるもんです。
溶ける糸で塗ってもらっているので抜糸もなしです。

手術後1日目からから歩行訓練開始

手術の傷口も問題なく、痛みもひどくないので今日からさっそく歩行訓練開始です。

手術の翌日からもう動かされるのかと思うのですが、開腹手術の場合は特に術後すぐ動いた方が手術後の癒着の防止にもなっていいのです。

自分で座ったり立ったりできるようになったので足に巻いていた血栓予防の機械は外れました。

看護師さんに付き添ってもらってゆっくり立ち上がり、歩き始めました。
点滴も尿道カテーテルがつながった尿バッグも点滴棒に引っ掛けて一緒に移動です。

ゆっくりなら全然歩いけるなと思ったのですが、15mほど歩いたところでだんだん頭から血の気がひいていきました

「ち、ちょっと、やばいです」

青ざめながら訴えるわたくし。
焦って看護師さんにUターンをお願し、ベッドへ戻って来ましたが、たどり着いた時には顔真っ青でベッドにへたり込みました。へろへろです。

1日とはいえずっと寝た状態でいて立ち上がると血圧が下がってこう言う状態になるらしいです。
たった1日なのに。
でも手術の次の日だからこんなもんなんでしょうか。
おなかの中も内臓が定まってない感じで立つとおなかの中が下がってくる感じがします。
そして痛み止めが効いているとはいえ立ち上がって歩くと痛いです。

手術後、ガスが出たら流動食開始

昨日は水も飲めませんでしたが、今日から飲水OK
ただの水ですが飲めるのは嬉しいです。水しか飲めないのでガブガブ飲んでます。

このあとガスが出たら流動食開始です。
「ガス出ましたか?」と何度か看護師さんに尋ねられ、まだかしらと気になっていましたが、夕方ごろ無事排ガスです。

めでたく明日から流動食開始です。

動くと腸の動きが良くなるようで頑張って歩きましょうねと励まされ、午後もう一度トイレまで歩行訓練です。

自分でトイレまで行けるようになったら尿のカテーテルが抜けます

午前中の歩行訓練が結構しんどかったのでトイレまで行ける自信がなったのですが腸のためにも頑張って歩かなければです。手術後1日目とはいえ、結構忙しいです。

家族がお見舞いに来てくれました

この日、日曜ということもあり家族がお見舞いに来てくれました。夫さんと息子たち、元気に来院です。
長男がフルーツを買って来てくれました。が残念ながら食べられません。

そうこうしているうちに2回目の歩行訓練の時間です。よろよろと立ち上がるわたくし。
兄弟そろってスマホのカメラをわたくしに向けてきてます!
えと。母治ったら、わかってるよね?

へっぴり腰で点滴棒にしがみつき看護師さんに付き添われトイレへ向かいました。
看護師さんも良く様子を伺ってくれて2度目のチャレンジでトイレまで到達できました。やたー。

しかしベッドへ戻った時には顔は白く少し冷や汗かきました。トイレまで行くだけでぐったりです。
なんてことでしょう。
弱っているわたくしを見届け、夫さんと息子たちは帰っていきました。

看護師さんに

「一人でトイレ行けるならカテーテルもう抜きましょうか

と言われましたが、今日は入れておいてくださいと懇願。
でも明日は抜かれるので自力でトイレに行かなくてはなりません。。

明日の自力トイレに備え、歩いても頭がフラフラしないように上体を起こしてベッドに腰掛ける体勢をとってみたり自分で座って立つ練習をしてみたりしました。
頭を高くして足を下げると少しフラッとします。
頭に血が廻らないんでしょうか。

手術後1日目ですが意外と慌ただしいです

顔を洗いたかったのですが手に点滴が刺さっているし自分で洗面所まで行けないので我慢かなと思っていたのですが看護師さんがガーゼで顔を拭いてくれ体もタオルで拭いてくれました
看護師さん、天使です!

全身お着替えして本日のミッションは完了。
手術後しばらくはのんきにゴロゴロしているつもりだったのですが、意外にも手術後一日目からやること満載でした。

手術後にすぐ必要な腹帯は病院でも買えますが定価販売です。事前に安いドラッグストアやネットショップで購入しておくとお得。
のんきなわたくしは病院で買えばいいやと思って定価(2300円くらい)で買ってしまいました。

小柄で細身の方はSサイズでいいかも。 わたくしはMサイズとSサイズ1枚ずつ購入して使い分けてます。
清浄綿もカテーテルが抜けるとすぐ使います。病院でも買えますが、入院前にお安く購入しておくと安心です。

子宮摘出手術当日
とうとう子宮がなくなった

病院イメージ

朝から水も飲めず、検温と血圧測定の後はやることもないのでさっさと手術着に着替え弾性ストッキングをはいてベッド上で待機です。

夫さんが予定通りの時間に到着しました。
夫さんと少し話していると看護師さんが迎えに来てくれました。

「そろそろ行きましょうか」

いよいよです。
看護師さんと一緒に歩いて手術室に向かいます。

手術室は思っていたより広くて30畳くらいありそう。
清潔で近未来的な雰囲気です。40インチくらいのモニターが3つ、反対側の壁にも2つ、壁の上部に並んでいました。
ついモニター見ちゃいます。
血圧・脈拍などを表示しています。

手術室入り口の椅子に座って看護師さんと待機していると、手術室の看護師さんや麻酔科の先生方がぞろぞろと入室されました。白ヤギ先生もご登場です。

靴を脱いで手術台に横になり点滴の針を腕に入れます。
そして次は硬膜外麻酔
恐れていた背中への注射です

横を向いて背中を丸くした体勢で、背中というか背骨の隙間に針を入れます。刺さった瞬間チクッとした痛みがあり、体がピクッと動いて焦ります。

「痛っ」
と声をあげてしまいましたが、

「痛いですか? 痛み止め入れますね」
と優しく言われほっとするわたくし。

背中なのでどうなっているのか見えませんが、麻酔の管が入ったらしく、管を背中にテープでがっちり固定。
思ったほど痛みはなかったものの場所が場所なだけに緊張しました。

硬膜外麻酔も無事終わったところでいよいよ全身麻酔へ。
点滴から麻酔が入り、目が回るような感じになったところへ『酸素マスク』登場。

「深呼吸してください」と言われた後、

意識消失。。。


目覚めたのは「グリーンさん、手術終わりましたよ」という看護師さんの声掛け。


あ、おわり???


気管の管も抜かれて酸素マスクをかぶせられています。
手術台からすぐ隣のベッドに看護師さんたちがせーので移動させてくれました。
わたくしはマグロ。

看護師さんたちがベッドを押してくれそのまま病室へ。
ここの移動の記憶、とぎれとぎれです。

病室に戻ったところで、夫さんがなにかいろいろ話しかけてきましたが、手術がおわったばかりで疲れているのか麻酔が残ってるせいか眠くて、適当な返事しかできず。

夫はその後やることもないので帰宅です。

わたくしはそのまままた眠り続けました。

手術後は眠いし何もする気にならない

しゅこー、しゅこー… とふくらはぎに巻き付けた血栓防止の機械の空気の音がします。
空気圧でふくらはぎをマッサージして血流を良くしてくれる機械です。心地よい圧がかかります。

しゅこーっと空気の音がする血栓防止の機械



看護師さんが点滴をかえたり血圧・体温を測りに来てくれたりお世話されてる感が安心します

だんだん頭がはっきり目覚めてきて自分の状態が分かってきました。
左手には点滴足には血栓防止の機械、あまり動けません。

しかし同じ姿勢ばかり取っていると良くないようで、看護師さんがからだを少しだけ横に傾けてくれましたが、

痛い!!! おなかが痛い!!


動くとおなかがかなり痛みます
縫ったところの傷よりおなかの中が痛い。
しかも息が苦しい。。。

横を向くと痛いので、少し我慢してすぐ正面に向き直りました。全てがめんどくさく感じます。

点滴の針が刺さった右手も痛い。点滴がつながっているのは左手だけですが、意識がない間に右手にも点滴の針が刺さっていました。

硬膜外麻酔の効果が凄すぎる

体勢を変えると痛いのですが、上を向いてじっとしていれば痛み止めが効いているのでそんなに痛くありません。

足の付け根の辺り、麻酔が効いたように皮膚感覚が鈍いので硬膜外麻酔の効果は絶大なようです。

痛みが強かったら硬膜外麻酔のボタンを押してくださいね、と言われたのですが押すほどの痛みもありませんでした

入院前、手術した方のブログを読んだりしていたのですが、結構術後の痛みがすごいというのが多くて、術後はかなり辛いことを覚悟していたのですが、ありがたいことに痛みはあまり感じませんでした。

担当してもらった硬膜外麻酔の先生が上手かったのかもしれません。素敵です。

痛み止めが入った携帯型ポンプ。背中の管にここから痛み止めが流れます。



良い具合に痛み止めが効いて、苦痛も思ったほどなく、完全に脱力です。

身の回りのことは全部看護師さんがやってくれるので子供に戻ったような幸せな気持ちになりました
看護師さんありがとです。

手術した後はこんな感じで完全脱力、すぐにうとうと眠ってしまい、ときどき血圧測定や点滴交換で目覚めるくらいでした。

痛み止めの効果でケアされる幸せすら感じられた手術後、病院のお医者様、看護師さんありがとです!!