退院の日の朝、最後の朝食を食べて退院の準備を始めました。
まだ腹痛が心配なので、下剤を2週間分処方してもらうことにしました。
痛み止めのロキソニンも出してもらったので安心です。
退院日ですが、腸が動いた時の腹痛がまだ続いていました。
痛みといえば立っているとき、重力で内臓が下に押される感じでじんわり下腹部が痛くなります。
立ちっぱなしや歩きすぎは気を付けなければいけません。
この日午前中は退院準備で荷物をまとめたり着替えをしたり、あわただしく過ごしました。
退院の会計はここ、レンタル品の終了手続きはこっちと、手続きの場所が違います。
病院の中も広いのでやはりかなり歩きました。
さらに迎えに来た夫が昼ご飯を食べていきたいというので病院内のレストランで食事をすることにしました。
この時すでにけっこう歩いていたので大丈夫かなと心配だったのですが、家に帰っても食べるものはなさそうだったので食べて帰ることにしました。
退院後の出血
しかし退院して自宅に帰って気づいてのですが、今までなかった下からの出血がありました。
やはり歩きすぎたようです。
家族も手術後の知識がないので退院したらもう普通に動けると思ってしまうようです。
こういうことも女同士なら言わなくてもわかるのですが、男にはわかりませんかね…。
こういうところについイラっとしてしまいます。
退院したとはいえ、あてにされては困ります。
このあと生活に気を付けていたのですが3日ほど出血が続きました。
退院早々こんな調子なので強い意志でしっかり制限しないといけません。
退院後こそ体調管理を
やっぱり家に帰ると自分の事だけでは済まなくなってします。
このことが入院中も気になっていました。
こういうことは最初にはっきり言っておかないと後々さらに理解がないことにイライラするので「母は動けない宣言」して寝ました。
お子さんがいる方は実家に帰れるなら帰ったほうがいいですね。
家に帰るとどうしてもいろんなことが気になってしまいます。
洗い物がたまってるし、洗濯物も…。
食事は6割、牛丼やとんかつ。
野菜は食べないの? 洗濯はだれがやるの?
…気になる。。
しかしここでわたくしが動いてしまったら「なんだ、できるじゃん」となってしまうので見て見ぬふりです。
退院するとつい動きすぎてしまうっていうのはこの葛藤でイライラしてるなら自分でやったほうがいいやってなるからなんですよね。
わたくしもいつもこのパターンなのですが、今回は絶対に自分でやらないように決意しました。
3キロ体重減
お昼に食べたパスタが久しぶりの「普通の外食」でしたが、油の量も塩分も入院中の食事とはかなり違いました。
病院のヘルシーな食事の反動で、退院したらジャンクなものを食べたいと思っていたのですが、「普通の外食」は久しぶりに食べるせいか味が濃くてちょっとくどいかなと思ってしまいました。
病院の食事は野菜が多くて油少なめです。
量もちょうどよかったです。
お通じにも良さそうなメニューで、ちゃんと各患者さんの病状に合わせた食事にしてくれてるんですよね。
ほんとありがたいです。
しかも毎食いろんな野菜が使われていました。
これを自分で用意するのは大変、ていうか無理。
退院して今後の健康管理のためにも体重を測ってみました。そういえば手術前に体重を測ったきりでした。
おなかから子宮がなくなったし、手術前後の絶食と下剤でやはり体重3キロほど落ちていました。
あまり動けなかったし、体力落ちた気がします。
これからのためにしっかり食べて、体力を回復させなくてはなりません。
肉とか魚とか、体が失った分のタンパク質をとらなくてはなりません。
腸のために野菜も。乳酸菌も。
リュープリン注射を打っていたので女性ホルモンも減っているはず。骨粗しょう症を防ぐためにカルシウムも取らなくてはなりません。
入院中から心配でしたが、やっぱり心配したとおり明日からいきなり食事のことが問題になりそうです。