子宮全摘出手術をしてから5ヵ月
病気だったことを忘れそう
普通の健康的な生活を送れるようになり、自分が手術をしたことを忘れてしまいそうです。
こうなると病院に行くのもめんどうになってしまいます。
子宮摘出で残した卵巣の検診がまだ定期的にあって、4月に通院の予定です。
残した卵巣、どのくらい機能しているのかわかりませんが、やはり手術前は絶対に残したいと思っていました。
卵巣は残すから更年期障害にはならない、と思っていましたが、なってます。。
関節の痛みはプラセンタ注射とかエクオールサプリを飲んだりとかで軽くはなりましたがなくなりはしません。
あいかわらずひざがちょっと痛かったり、肩がちょっと痛かったり、整形外科に行くほどではないのですが痛みは続いているんですよね。
更年期症状です。
面倒でも子宮頸がんの検査は受けておこう
わたくしの場合残っているのは卵巣だけなのでその検査だけは定期的に受けます。
わたくしは子宮も子宮頚部ものこっていないので受けなくなりましたが、子宮頸がんの検査はできれば2年に一度は受けるようにしてくださいね。
子宮筋腫と違って子宮頸がんは発見が遅れると本格的ながんの治療になってしまい、治療も子宮筋腫のように取っておしまいとはいかなくなります。
しかも30代での子宮頸がんは進行も早いので油断できません。
わたくしの周りに子宮筋腫のひとはとてもたくさんいたのですが、子宮頸がんに関してはかなり低い割合しかいませんでした。
しかしその数少ない中の2人、残念なことに命を落としています。
早期に見つかった人は円錐切除で助かっていますし、その後特に何もなく、抗がん剤の治療も必要なく10年以上普通に生活できています。
ですので早期発見、定期的な子宮頸がん検診は本当に大切です。
なのですが、子宮頸がんの検査は自費になるせいもあって何年も受けていないという人が意外と多いです。
30代、40代の女性は仕事や家族のことを優先して自分のことを後回しにしてしまいがちですが、健康第一なので、ここは自分最優先で考えてください。
そして子宮頸がんってどんなものなのか、名前は聞いてるけどくわしくは知らないという人も多いです。
ワクチンのことで問題になった時にも思いましたが、意外と子宮頸がんについての教育が大人の女性にも行きわたっていないと思いました。
大事な命を守るための知識はしっかり身につけておきましょう。
[子宮頸がん基礎知識]
●性交渉をすることでヒトピロマーウイルス(HPV)に感染してがんに進行する
●ハイリスク型のウイルスに感染することで高度異形成に進行する
●高度異形成は前がん状態でまだがんにはなっていない
●初期のがんになっていても自覚症状はない
●2〜3年かけてゆっくり進行する
知ってるようでじつはあまりよく知らない子宮頸がんについて。わたくしも「子宮頸がんの高度異形成だった」と友人に伝えた時も
「ステージは? なんだったの?」
と聞かれたり、
「抗がん剤治療した?」
と聞かれたりしました。
子宮頸がんの高度異形成はがんになる前の前がん状態なのでまだがんではありません。
ですが、ほうっておくとがんになるものです。
なのでステージいくつとかになる前の状態です。
ということで抗がん剤治療も必要ありません。
子宮頸がん検診ではこの段階でわかりますし、高度異形成になる前の中等度異形成、軽度異形成でもわかります。
異形成の原因になるハイリスク型ウイルスに感染しているかどうかを調べますので、異形成になる前でもウイルスが検出されれば要精密検査となり経過観察になります。
2年に一度は子宮頸がん検診をするのは異形成に変化してしまう前に発見するためです。
ぜひこの段階で発見できるようにしてくださいね。
子宮頸がんの検診はわたくしも面倒で数年間受けていなかったのですが、見つかったのがまだ初期の軽度異形成だったのでこの程度で済んだのですが、発見したときにすでにがん状態になっていなかったのはたまたま運が良かっただけです。
あのままさらに3年くらい検診を受けずに放置していたら手術もこの程度ではすまなかったかもしれません。
職場での検診や各自治体の検診で安く受けられる制度がありますし、検査は簡単に済むものなので、ぜひうけてくださいね。