恐い貧血 抜け毛 3年間髪をカットしませんでした

髪を洗ったとき、抜け毛の多さにギョッとしたことありませんか?
私は過多月経に悩んでいた頃、毎日の抜け毛にこんなに抜けて大丈夫かしら?
と不安を感じていました。

抜け毛で死ぬことはないにしても、何かの病気?と心配になったりしますよね。

たとえ病気じゃなかったとしても、「ハゲるのかしら…」という不安がわいてきました。

髪が伸びなかった3年間、年齢のせいとあきらめていました


月経量が増えるにつれて抜け毛はどんどん増えていきました。
いつの間にか

「あれ、髪が伸びてない?」

と思うようになり、さらに

「なんか、伸びてないと言うか、短くなってる?」

と気づいたのです。

肩甲骨の下あたりまで長さがあった髪が、肩下・鎖骨くらいまでの長さになっているのです。
しばらく美容院でカットしていないのに髪が伸びるどころか短くなっている

これは明らかに抜け毛のせいです。


不安になって2度ほど皮膚科を受診しました。

以前も書きましたが、皮膚科の先生に相談すると大体は「年齢のせい」と言うニュアンスの返答がきます。


確かに、歳をとると髪が減りますよね。
そして年齢が上がるとともに、ショートカットの方の割合が増えていますし、若い頃より髪が伸びなくなるのかもしれません。

しかし、何かの病気が影響していることも考えられるので皮膚科で血液検査をしてくれました。

甲状腺の病気でも抜け毛がかなり増えるので、その可能性も考えられます。

結果は、甲状腺機能には問題なく、頭皮に振りかけるタイプの増毛剤を処方されました。
リアップみたいなやつですね。

このときはまだ自分が貧血だと気付いておらず、「なんだ歳のせいか」と軽く考えていました。

 

 


しかし一向に抜け毛は減らず、増毛剤の効果も虚しく髪はどんどん少なくなっていきました。

髪が伸びていないので、美容院ではいつもカラーだけ。

たまに自分でパラパラ不揃いになった毛先を少しカットするのみです。

カット料金がかからずおトクとも考えられますが、これ以上抜けて髪が少なくなっていったらいずれハゲるな、と言う不安がありました。


その後、子宮筋腫と過多月経による貧血だったのだと判明するまで髪は減り続けていました

今考えるとわりと危険な状況だったかもしれません。
髪がそんなに減ると言うことは、肌にも結構ダメージがあったと思います。

私のように軽く考えず、定期的に健康診断を受けて、貧血はしっかり治療してくださいね。

鉄剤を飲み始めてもすぐに髪は増えません


婦人科で鉄剤を処方されて飲み始めてからも、抜け毛は減りませんでした

貧血が改善されたら少しは抜け毛も減るんじゃないかと思っていたのですが、あまり変化なく…。


鉄剤を飲んだ期間は1年半くらいですが、その間も髪は抜け続け、抜け毛が減った、髪が増えたと感じることはありませんでした。


この頃までの3年以上の期間、美容院でカットすることは一度もなく、3〜4ヶ月に一度くらいの頻度で自分で毛先を少しカットして整えるだけ。
この頭皮、こんなんで大丈夫かしら、とときどき心配にはなりました。

その後手術が決まり、リュープリン注射で生理がこなくなったので少しは変わるかなと思ったのですが、このころもまだ変化なく、相変わらず髪は抜けていました。

髪が増え始めたのは生理がなくなって半年後から



抜け毛が減った!と思ったのは生理が止まってから6ヶ月くらい経ってからでした。

そして髪が伸びたなと感じたのは手術を終えて3カ月くらいたった頃、生理がなくなってから8カ月ほど経ってからでした


貧血が解消されて髪に栄養がいくようになるまでに、約半年かかると言うことですね。


現在では髪の量も増え、美容院でカットしないといけないくらい髪が伸びるようになりました。
肩下くらいまでしか伸びなくなっていた髪が、肩甲骨下くらいまで伸びてきています

髪を束ねたときの毛量も以前に比べて増えたなと違いがはっきりわかります。

 

肩こり、だるさ、肌のくすみは貧血のせいかも



手術を終えてから約1年経って振り返ると、貧血だった頃、特に自覚症状がなかったのでたいしたことないと思っていました。

ですが、髪の量が増えて元にもどってみると、体に与えていたダメージは結構大きかったんじゃないかなと思うようになりました。


過多月経が原因の貧血は少しづつ悪くなっていくので、体がその状態にゆっくり慣らされ自覚症状が出にくいものです


かなりひどい貧血になっていても気づかずに何年も放置してしまうこともあります。

特に困る症状は出ていないとしても、気づかない部分でのダメージは蓄積しているかもしれません。

なんとなく体がだるい肌がくすむ肩こりが治らない、など、気になる症状があったらもしかしたらそれは貧血のせいかもしれません


過多月経も本人としては段々慣れてくるので「こんなもん」「病院に行くほどじゃない」、と軽く考えてしまいがちですが、血液は身体中に栄養を送り、老廃物を運んでくれる大切な役割を果たしてくれています


基礎化粧品に気を使うこと以上に血液に気を使うことの方が美容効果は高いと言えるでしょう

髪とお肌の調子を良くするだけでなく毎日元気に活動するためにも貧血には十分気をつけて、特に生理の量が増えたなと感じる方、ぜひ定期的に検査を受けてみてくださいね。



時間が薬 健康的な生活を取り戻しました

コロナ禍、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

すっかりテレワーク、引きこもり生活にも慣れ、毎日リラックスして過ごせいています。

そして自分が内臓を一つ取り出して、お腹を縫い合わせたことも、いまはあまり思い出さなくなりました。
そしていつの間にか、あろうことか体重も元に戻っていました!!

運動不足? 食べ過ぎ?
でも、もういいんです。健康なら。

そんな達観(?)した毎日を送りつつ、手術前後のことを思い出してみました。

急に手術が決まってしまった当時の心境


子宮全摘出、今思えば急に受け入れるのは難しいのも当然です。

医者様は淡々と

「この状況では全摘出になります」

とおっしゃっていましたが、
当事者にとっては、それはできれば回避したいことです


もう子供は産まないとしても、子宮を全部取るというのは結構覚悟がいるものです。

手術のことだけでなく、その後の体調がどうなるのかの不安、そして仕事を休まなければならないこと

当時はこんなことで手術を迷ったり拒否したるするのは悪いことのように感じていたのですが、今考えてみると戸惑って当然です。


今、手術するかどうか悩んでいる方、どうぞ気が済むまでゆっくり考えてください。

医者様にとっては所詮他人の体ですが、自分にとってはたったひつとの大事な体です。

他人にはわからない不安などが湧いてきて当然なのです。
自分が納得できるまでしっかり時間をかけて考えていいと思います。

仕事は休んでもいい! 病気で休む人に優しくなれます

そして当時、仕事を休むことにとても後ろめたく感じていたのですが、これは本当に悩む必要なく、話せば周りの人はちゃんとわかってくれます。

ここで文句を言われたり不当な扱いを受けるような職場はむしろ離れた方が良い職場です。

困ったときはお互い様。安心して仕事を休んでください。

自分の体は一つだけ。仕事の代わりはいくらでもあります。

最悪やめてしまっても、仕事のやり直しは意外となんとかなるものです。


そして家族のことも、自分がいない間大丈夫だろうか?と心配になったりしますが、これも仕事以上に私の場合大丈夫でした。


家の散らかり具合は凄まじいものでしたが、それで死ぬわけではないし、気にしないようにすればいいだけ。
病院の清潔空間と比べたらそれはもう悲惨な状況でしたが次第に慣れました。

これから手術を迎える方、どうぞ十分ご自身を労ってくださいね。

お腹の傷も手術直後は痛々しいですが、ちゃんと薄くなっていってくれます。

ただし、手術後は当分うつ伏せに寝るのはやめた方が良さそうです

お腹の皮膚が引っ張られて傷が広がりやすいので(体験)。

長い間お世話になったアトファインも、夏場はやはり少し痒くなってくるので最近は貼らなくなりました。

とったままUPしていなかったお腹の傷の画像また載せておきますね。

これは今年6月中ごろの写真です。

手術直後に比べると傷が薄くなってきました。



手術後の卵巣検査 婦人科受診してきました

先週、手術で残した卵巣の検査のために婦人科を受診してきました。

関節が腫れて炎症を起こす更年期障害が続いているので、そのことも婦人科の先生に相談しようと思っていました。

白ヤギ先生、久しぶりです。

手術を終えても遠く感じる医者様との距離

手術をしてからもう8ヶ月が経ちました。

久しぶりの大学病院、コロナ対応であちこちに消毒用のアルコールが置いてあったりしていつもと違う雰囲気です。

こんなときにわざわざ婦人科にいく必要があるんだろうか?と考えましたが予約しているので行くべきですよね。

ということで行ってみた婦人科は、通常通りの診察が行われていました。

手術が終わった後の診察は術後検診は1ヶ月後の1回だけ。
今回は卵巣に異常がないかどうかの検査です。

手術で子宮と子宮頸部、卵管を切除したので残っている婦人科の臓器は卵巣だけということになります。

いつものように診察台で内診です。
経膣プローブの超音波検査で卵巣の状態を確認してもらいました。
超音波検査の結果は異常なし。
お腹の傷も問題ないようです(アトファインは、はがしていきました)。


その後の問診で、白ヤギ先生に指の関節が腫れて整形外科に通っていること、その関節痛と関節の腫れは女性ホルモンの減少が影響していると言われたことなどを相談しました。


白ヤギ先生:うん。確かに。そういうのはあります。
      ただ、手術は特に問題なかったですし、
      それが影響してということより、年齢的なもので、
      ちょうどそういうことが起きる頃、ということですね


というなんとなくこうくるだろうとわたくしが考えていた予想通りのお答えです。

頷きながら聞くわたくし。


白ヤギ先生:関節が腫れたりというのはありますけど、
      それだけでホルモン補充をするかっていうと…
      うーん。。


と少し考えて、白ヤギ先生はわたくしにこうたずねました

「すごくつらいですか?」


・・・・。


その質問にわたくしが答える前に白ヤギ先生は今後は通常の婦人科の健康診断で大丈夫ですと優しく静かな声で伝えてくれました。


更年期の関節痛「すごくつらいですか?」の質問の意図

診察が終わったあと、わたくしホルモン補充療法を求めていたわけではないですが、白ヤギ先生からの「すごくつらいですか?」の質問にモヤモヤしていました。

その質問の裏には、そんなにたいしたことないですよね?という言葉が隠れていたからです。

でも「すごくつらい関節痛」ってどのレベルなんでしょうか?
骨折とか? 

そのくらいならすごくつらいと言ってもいいんでしょう。

しかし、更年期に起こるブシャール結節・ヘバーデン結節などの関節炎は、たいしたことないと思って放っておくと関節が曲がり、元に戻らなくなります

そしてそうなってからの治療では遅いのです。

わたくし、手術の後遺症などとは一言も言っていませんが、白ヤギ先生から出てきた言葉は手術の影響ではない、年齢のせい、ということ。

ホルモン補充療法、そこまでする必要がないのだとしても、そのリスクの説明などもなく、なぜ必要ないのかの説明もなく…。

そして「すごくつらいですか?」(そんなにたいしたことないですよね?)

「もう今後はこちらに来なくても通常の健康診断でいいですよ」

終了。

という、とても事務的なものでした。

婦人科の待合室には『女性の一生に寄り添う医療』みたいな文章が入った、少女からおばあちゃんまでの女性のイラストが描かれたポスターが数枚貼られていました。

…が、寄り添ってくれてる?

いや、突き放されてない???

そんな気持ちでさびしく婦人科を後にしました。

確かに大学病院はいつもとても混んでいて、この日も待ち時間は40分以上、診察は7〜8分、という感じでした。

一人ひとりに時間をかけて説明なんかしていられないのかもしれません。
だとしても、この診察、わざわざ行く必要あったのかな?と思ってしまいました。

もし、医者様のご家族が

「更年期で関節が腫れて痛いのよ」

とおっしゃった時にも、

「それ、すごくつらいの?」

と答えるんでしょうか?

ご家族と同じように考えて欲しいとまでは言いませんが、かなり突き放した対応ですよね。

白ヤギ先生には手術してもらって感謝していますが、もし忙しすぎてもう手が回らないのであれば他のクリニックを紹介してくれるとかでもいいのではないかと思いました。

医者様にとってはたいしたことないようなことでも、患者にとっては心配なことってたくさんあるのですよね。

お腹の傷は少しずつ薄くなっています

そんなこんなで手術して8カ月も経つと、手術部分は問題なくなおっていますが、更年期障害に付き添われています。

そしてお腹の傷も少しずつ色が薄くなっています(写真撮り忘れました)。

もう貼らなくてもいいのかもしれませんが、アトファインはまだ貼っています笑

あと数枚アトファインが残っているので、それを使い切ったらアトファインも終了しようと思います。

次回アトファイン貼り直す時に傷写真撮っておきますね。

子宮全摘手術 傷病手当が入金されました

心待ちにしていた傷病手当金が入金されました♡

申請の書類が病院からなかなか届かずにやきもきしていましたが、入金されるとやっぱりうれしいです。

通常、子宮全摘手術だと仕事をお休みする期間は1か月ですが、わたくしの場合、手術が1か月延期になったので2か月間のお休みをいただいていました。
その期間分の傷病手当金です。

病気で働けなくなったとしても、会社員や公務員の方が加入する、協会けんぽや健康保険組合の公的医療保険に加入していれば手当金が支給されます。

ですが、残念ながら国民健康保険では支給されません

国民健康保険に加入している場合はこの辺を民間の入院保険などでカバーしておくと安心ですね。

誰でも病気で働けなくなる可能性はありますので、そうなってからお金のことで困る事がないように健康で余裕がある時こそしっかり考えて備えておきたいですね。

傷病手当はいくらもらえる?

傷病手当、一体どれくらいもらえるのかというと、それまでのお給料をもとに計算されます。

1日当たりの金額

【支給開始日の以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均した額】÷30日×(2/3)

これを1日の支給額として、休んだ日数分(休んで4日目から)支給されます。

わかりやすく計算すると、月平均30万円のお給料なら1カ月20万円支給されます


下の記事も参考にしてみてください。

[傷病手当を申請した時のこと 手術2ヶ月後]



私の場合、約2カ月間お休みをいただいたのですが、2カ月分で約30万円程支給されました。


本当にありがたいです。

会社員だと社会保険料も税金も高いので毎月引かれるたびに痛いな、と思うのですが、こういう時には本当に助かります。

傷病手当がもらえる条件と期間


傷病手当を受給するには、先ほども書きましたが会社員や公務員が加入する健康保険に加入している必要があります。

そしてケガや病気で仕事ができない日が4日以上あった場合に4日目から支給されます。

たとえ社会保険の被保険者期間が短かったとしても、保険に加入している方であればしっかり支給される手厚い保険です。


これらの条件を満たしている場合、傷病手当は最長で1年6カ月まで受給する事ができます

たとえ病気になって手術入院することになっても社会保険に加入していれば当面は生活費に困ることなく安心して治療を受ける事ができます。
ですので社会保険の方は高額な医療保険や入院保険に加入しなくても実は大丈夫なのです。

国民健康保険の場合の備え

では国民健康保険の方や社会保険の会社員の扶養家族の方はどうなのかというと、こちらは手当金などはありません
なのでしっかり備えておく必要があります。

民間の保険など高額なものでなくても入院費などの保証があれば安心です。

女性特有の病気はかかる確率も高いので、パート勤務の方や専業主婦の方でも共済保険などでも加入しておくと安心です。

掛け金が安い共済保険でも入院日額5000円くらいは出ますので健康保険の限度額認定証と、この入院保険があればなんとか入院中の費用はまかなえると思います。


限度額認定証については下の記事も参考にしてください。

[限度額認定証についてと手術にかかる費用]



特に備えておきたいのは一人暮らしで国民健康保険の場合です。

子宮筋腫や子宮頸がんなどの、簡単な手術ですむ病気の場合は掛け金の安い共済保険などでも何とかなりますが、保険適用外の治療が必要な病気になることだってあるかもしれません。

そんな時、お金がなくて治療の継続ができない、ということにならないために、定期的に加入している保険の見直しや将来のマネープランをしっかり立てておきましょう


病気になる方ほとんどそうですが、わたくしも自分が手術をすることになるなんて全く考えていなかったので、安い保険に入っておけば良かったかな、と少し後悔しました。

入院と言っても、子宮筋腫や子宮頸がんであれば、高額な治療費がかかるわけではないのでたとえ民間の保険に加入していなかったとしてもすぐにお金に困ることはないと思います。
ですが入院日数に応じて保険金が出れば、入院中の不安も少し軽くなると思います。


健康な時は保険料をケチってしまうのですが、毎月数千円程度なら払っておいた方が良さそうです。

わたくしももう一度保険の見直しをしてみようと思います。

子宮全摘手術 入院中・退院後のフォロー 家族への伝え方

子宮全摘手術 入院中・退院後のフォロー 家族への伝え方

子宮全摘手術を受けたのは去年の9月。
そのころあまり書かなかった(少し書いたけど)家族への思いを書いてみようと思います。

ほっこりとしたいいお話でもかければいいのですが、残念ながらそうではありません。

入院中も退院後も男はあてにならなかった…

入院中の記事にも書きましたが、その期間は家事から解放されることもあり、わたくし少し入院生活を楽しみにしていました。

実際に入院中の生活は食事も上げ膳据え膳着替えもレンタルのパジャマで洗濯も不要

掃除も必要なくいつも清潔なベッド空間が保たれとても快適でした


医者様や看護師さんから「早く退院したいですよねー」といわれ、あいまいな笑みを浮かべて返していましたが、正直もっと病院でのんびりしていたかった


やはり毎日のおわりのない家事、健康な時でも大変ですよね。
日ごろからもっと家事を手伝ってもらえるようにしておけばよかったかなと後悔しました。
そして退院後、家事に非協力的なメンズにがっかりしました…。

みなさんのご家族はこんなことはないのかもしれませんが、これはわたくしがいままで甘やかしたツケであります。

自分を責めるしかありません泣

やってほしいことは具体的に。
後悔した退院後の生活


さらにわたくしの伝え方も具体的でなかったのかもしれませんが、少しは自炊もして協力して生活して欲しいと思っていたのですが、夕食は連日買ってきたとんかつ。
そして洗濯物、ゴミの山…。

まあね。メンズですから。

こんなもんかな、と思ってましたが。


入院前に具体的に、

●洗濯 週2回(夫担当)
●ゴミ出し 週3回(長男担当)


などと伝えておけばよかったです。

ご家族(特に男性)へは、箇条書きで要望を伝えておく


言われなくてもやさしく気遣ってくれるご主人をお持ちの方には不要ですが、わたくしの後悔をもとにご家族へ入院前にお願いしておいた方がいいことをまとめてみました。


やさしくて素敵なご主人やお世話をしてくれるご家族がいる方は心配ありませんが、わたくしのように家族はメンズばかり、夫が気が利かない、または夫の両親と同居しているというかたは、これをプリントするかスマホに送りつけるかして、「病院からの注意事項」とでも言ってご家族に理解してもらいましょう。

 
 手術を受ける患者さまのご家族の方へ


● 退院の日は患者さまにとって久しぶりの外出となり、とても疲れやすい日です。
 ゆっくり休めるように、清潔で静かな場所を用意してあげましょう。


● 退院後1週間は家事はなるべくご家族の方がおこなうようにしてください。
 退院後はつい無理をして体調が悪化してしまいがちです。
 無理をさせないようにしましょう。

 少なくとも手術後1か月は重いものを持ったりさせないでください。
 家事も無理のない範囲で、疲れたらすぐに休めるようにしてください。
 とくに、立ちっぱなしの家事はさせないようにしましょう。


● 患者さまは手術を受けたことで体の不調だけでなく
 精神的にも落ち込むことがあります。
 安心して休めるように、気遣いのない言葉で
 患者さんを不安定にさせないようにしましょう。
   

 患者さまの回復にはご家族のご理解とご協力がとても大切です。
 無理をさせないようにご協力をお願いいたします。




入院中の過ごし方の注意などは患者本人が知っているだけではなく、周りの家族も十分理解している必要があります

家族が理解して協力してくれてこそ安心して自分の体調を気づかえるものです。


患者本人が自分で「気づかえ!」というのは難しいものがあると思いますので心配な方はご活用いただければと思います。

どうぞご自愛ください。

もし一人暮らしなら、こんな時そこ友人を頼って

そして一人暮らしの方、わたくし以上に大変な術後の生活になると思います。

一人でキャリーバッグを転がして颯爽と退院される方もおられましたが、こんな時こそ頼れる人には遠慮なく頼ってください


お友達に頼るのは申し訳ない、なんて思わずに、気軽に「今度入院するの」と話してくれる方が友としては嬉しいものです

女同士なら手術の不安な気持ちも分かってもらえるはず。
もし友人がわたくしを頼ってくれたら、けっこう嬉しいと思います。


特に退院の日などは遠慮せずに助けを求めてくださいね。



入院前に準備しておけば良かったと思うものもありました…


↓これらのもの、わたくしは病院の売店で買ってしまいましたが、病院で買うと定価なのでお高いです。

【手術7カ月後】子宮全摘術 手術後の傷あと(写真あり)

子宮全摘出術を受けてから7ヶ月が経ちました。
生理がないことにも慣れました。

シャンプーの時にも、お部屋を掃除する時にも、抜け毛減ったな!と実感します

やはり過多月経時の出血量が多すぎて、髪に栄養がいきわたわらずに、抜け毛が進行していたようです。
あのまま過多月経が1〜2年続いていたら、本当にハゲてたかもしれません…。

過多月経の方はくれぐれも貧血にご注意くださいね。

手術7カ月後の傷 現在のようす

あっという間に手術をしてから7ヶ月が経ったのですが、傷の見た目の状態はそんなに変わっていません。

とはいえ、少し赤い部分が減った部分もあります。

傷の真ん中あたりは赤みがなくなって盛り上がりも消え白い傷跡になってきました

ずっと愛用してきた白い腹帯ですが、暖かくなってきたこともあって、4月になってからは使わなくなりました。


↓ 傷の状態はこちら ↓



見慣れたせいもあって、自分では傷のことはあまり気になりませんが、他人が見たら気になると思います笑

傷も15センチ程あって長いのでそれなりに目立ちます。

しかし、手術後気になっていたお腹が突っ張る感じや、腸の動きが悪くて癒着を心配したことも、今はなくなりました(癒着はしているのかもしれませんが…)。

手術後2ヶ月ほど続いた排尿・排便時の不快感も今では全く感じなくなりました。
ちゃんと治るものなんですね。

とはいえ、当時は不安で、このままだったらどうしよう。と、焦っていろいろネットで調べていました。

今、健康でいられることに感謝です

手術後しばらくは不調が続いたり、現在も更年期障害にみまわれたりしてますが、とりあえず健康です。

手術は子宮を全て取ってしまうものだし、開腹手術だし、手術前は「本当に手術が必要なんだろうか」、と考えたりもしました。
できれば手術せずになんとかならないかと


子宮筋腫だけなら、閉経までなんとか逃げ切れたかもしれませんが、子宮頸がんは放っておくわけにはいきません。

分かってはいても、なんとか円錐切除だけですまないものかと、セカンドオピニオンも考えたりもしました

これは今でもときどき考えることがあります。

セカンドオピニオンを受けていたら、もしかしたら子宮頸部の円錐切除だけですんだかもしれません。

しかしその場合、今でも過多月経だと思うし、閉経後も筋腫に内臓を圧迫された状態でずっと生活していくことになったのかもしれません。
手術前は毎日足がむくんでいました

どっちが良かったのかはわかりませんが、とりあえず、今健康でいられているのならこれで良かったのだと思うようにしました。

今月末には婦人科の診察があります。
残っている卵巣の検査のためのもので、手術後の検診ではありません。
摘出した子宮の手術後の診察は退院後1カ月にある1回だけです。
もっと3カ月後、半年後、とか検診が続くのかと思っていましたが1回で終了です。

そこで問題なければその後は卵巣の検診だけ
その卵巣、今は存在してるだけで、何も仕事してないかも。。

エクオールのサプリ飲んだり、プラセンタ注射打ったりしているんですが、ときどき関節が腫れて痛くなります。

更年期にはコレステロールも高くなっているらしく、オメガ3もいいみたい

次の婦人科診察の時には更年期障害のことも相談してみようかと思います。


子宮全摘手術 手術後2か月くらいは続く不調 手術をふりかえって今思うこと

子宮全摘手術 手術後2か月くらいは続く不調

手術1か月後の不調はだいたい想定内でした

子宮全摘手術を受けてから半年以上がたち、少し手術後の体調を振り返ってみました。

手術後1か月くらいはいろいろ聞いていた通りのことが多くて、なんとなく、あと〇日後には歩いても平気になるのかな、などのめどが立っていました。


手術後1か月までのことは、病院でもおおまかなことを説明してくれたので、それをもとに自分で調べたりできました。

それでも排尿、排便の不調など、想定外のこともいろいろあって、不安な気持ちは常にありました


いま振り返ってみると、あらかじめ想定していた不調に関しては、そんなに不安にならずにすみました。

反対に予想しなかったことが起きるとかなり不安になりました

そして、そういう時、これは大丈夫なのか?こうなっている原因はなんなのか?不安を解消するためにいろいろネットで調べて、自分の症状に近い人を探してみたりしました。

不調の原因がわかったり、たいして問題ないことが確認できると、ひとまず安心。
という日々だったと思います。


退院~手術後1か月までに起きた不調はだいたいこんな感じでした。

手術1か月後~2か月ごろまでの体調

しばらく立っているとおなかが痛くなってつらい

すたすた速く歩けない


腸の動きが活発になるとおなかが激しく痛む


排便時に力が入らず、下剤を使用

排尿後にむずむずした不快感が残る


無理をして歩いたりすると下からの出血がある


薄茶色のおりものがつづく


準広汎子宮摘出術といっても、手術の影響は人それぞれです。

わたくし、いろんな人のブログを読んでみましたが、自分と全く同じという人はいませんでした。


手術ってやってみないとどうなるのか医者様にもわからないのですよね。
それでも共通して言えるのは摘出した子宮周辺の臓器に影響が出るというもの。
とくに排泄関係の不調が続いたときにはもう一生このままなのかな、と不安になりました。

わたくしの場合、そのことに加えて手の関節痛が手術後3週間目ごろから出始めました


当時は「リュウマチか!?」と焦ったのですが、考えもしなかった更年期障害の症状、ブシャール結節というものでした。


不安になる想定外の不調 手術後2か月までの体調


手術後1か月が過ぎるとかなり体調も回復してきて、仕事にも復帰することが出来ました。

手術1か月後~2か月ごろまでの体調

仕事には復帰したものの体力の低下を感じる


家事は問題なくこなせるが重いものはまだ持たないほうがよい


おなかの傷はアトファインなどのテープで保護が必要


お腹の傷がつっぱる感じがする


排尿後にむずむずした不快感が残る


おりものがほとんど出なくなった


手術1か月後から2か月までの状態はだいたいこのような感じでした。

私の場合はこのような不調に加えてブシャール結節という関節炎になってしまいました泣



職場に復帰できるか、とくに通勤電車が心配でしたが、わたくしの場合、職場への電車が比較的すいていることと、通勤時間が短いこともあってなんとか復帰できました。

もし満員電車で1時間立ちっぱなし、歩く距離もかなりある、という通勤だったら無理だったかもしれません。


手術後1か月までの頃に比べるとかなり動けるようになっていましたが、それまであまり動いていなかったし家からもほとんど出ていなかったので体力は落ちていました
これに関しては仕事や家事はちょうど良いリハビリになりました。

結局今も続いている関節痛 へバーデン結節・ブシャール結節

卵巣を残したので更年期障害になることはないと思っていたのですが、リュウマチのような指の関節痛は女性ホルモンが減少が原因でした

この時はまだ手術の影響で女性ホルモンが減ったのか、それとも5月から7月まで打ったリュープリン注射の影響かよくわかっていませんでした。


しかし考えてみると、リュープリンの効果がそんなに長く続くわけなく、現在も関節痛が出てるということは多分手術の影響なんだろうと思います。


わたくしが去年の7月に打ったリュープリン注射は3.75mm。
調べてみたら1回のリュープリン注射で持続する効果は4週間だそうで、とっくに効果はなくなっています…。


リュープリン注射を打っていたころには、更年期障害くるかな?、と構えていたのですが全然変化なく、ちょっとほっとしていたのでした。


理屈通りにはいかないこともあるのが人間の体ですが、手術は実際にやってみないとわからないものです。

そしてこの更年期障害が起きたことも、予想外のことが起きるとやっぱり不安になるなと改めて思いました。

この関節痛、現在もしぶとく続いています。

エクオールのサプリを飲んでいるし、さらに最近はプラセンタ注射も続けるようにしています。

それでも指の関節が痛くなったり、肩、ひざも痛くなったりで、また整形外科に行こうかなーと思っているところです。

コロナの影響で病院に行くのですら不安になってしまいますが、通常の体の不調を我慢するのもよくないですよね。

あまり混んでなさそうな時間を見計らって受診しようかと思います。

みなさまも外出時は気を付けてくださいねー。


みんな不安になる入院費用 「差額ベッド代」は払わなくちゃいけないの?

みんな不安になる差額ベッド代

手術入院がきまったとき、手術がどうなるのかということと同時に気になるのがお金のこと。
手術費、入院費はいくらくらいかかるのか、とくに予想外に高額になってしまう「差額ベッド代」について不安に思う方は多いようです。

差額ベッド代を請求されたら拒否できる?


入院時にもし大部屋を希望していても空いてなかった場合には、差額ベッド代を支払わなくてはならないのでしょうか?

少ない金額ではないだけに不安になってしまいますが、大部屋が空いていなかったとしても差額ベッド代を支払う必要はありません

2018年厚生労働省から、大部屋に空きがないときなど、病棟管理上個室を利用することになった場合にも、差額ベッド代を請求してはいけないことが通知されています。 

そのほかにも、病状が重く他の患者と同室にすべきでないと医師が判断した場合などにも差額ベッド代を請求することはできません。

このようなときには差額ベッド代を支払う必要はありません

同意書による確認が行われてない場合 


病棟管理の必要性等から差額ベッド室に入院させた場合


治療上の必要がある場合



たいして重病というわけでもないし、大部屋で充分なので差額料金がかからない病室を希望される方は多いと思います。

実際に差額ベッド代の金額を知って、「ここに入っちゃったらまずいわ」と不安に思うのはあなただけではありません。

ホテルなみの差額ベッド料金。
5日程度の入院で10万円を超えることもあります。
そして病院のパンフレット等にはこのように書かれていたりします。


※利用状況によりご希望に添えない場合があります。ご了承ください。


「利用状況によりご希望に添えない」というのはつまり大部屋を希望していても入院するときに満室なら有料の病室になることがあります、ということでもあります。


わたくしが入院した病院では、有料の病室になったときのために、入院手続き時に10万円の「与納金」という預かり金を病院にいったん支払うことになっていました。

この10万円は大部屋に入れた場合にはそのまま退院時に返金されますが、もし有料の部屋になった場合はこの10万円から精算され、余ったら残金を返金、10万円で足りなかった場合は不足分を退院時に支払うことになります。


こういうシステムをとっているのは、それまでに病院と入院患者とで差額ベッド代についてのトラブルがあったのかもしれません。

実際に差額ベッド代をめぐるトラブルは少なくありません
わたくしの場合も病室がどうなるのか不安に思いながらも入院費用の説明を受け、与納金10万円の準備をしました。

さらにその際に入院についての説明を受けましたという書類にサインをすることになっていました。

その書類にサインした上で、入院中は病院の指示に従いますという誓約書にも署名して入院前に提出しました。

この誓約書、記入したらどうなってしまうのでしょう?

入院誓約書を書いた場合はどうなるの?

入院についての説明を受けました、という書類と入院時に提出する誓約書。
この2つにサインしていた場合、病院の病棟管理の都合だとしても差額ベッド代がかかる病室に入院した場合は、支払いを拒否するのは難しくなります


それを避けるためには、入院時に「個室になりますがよろしいですか?」と言われたらはっきりそれは望んでいないことを伝えましょう

さすがに患者が拒否するものを無理にすすめることはありません。
ここで個室に入院することを承認してしまうと支払うことを承諾したことになってしまいますので気をつけてください。

ほとんどの場合一度はっきりと拒否しておくと、なるべく大部屋に入れるようにしてくれるようですが、「仕方ないな」とあっさり承諾してしまったばかりに入院中はずっと個室になり、高額な差額ベッド料金を請求されてしまった例もあります。

退院時に差額ベッド代を請求されてから「この料金を請求されるのはおかしい」と反論するのは難しくなってしまうので、最初にはっきりと拒否して希望の病室を伝えておきましょう。

大部屋は空いていないと言われたらこう返してみよう


もし入院する際に大部屋を希望していたのに空いていないと言われたら、

「病院都合の場合、差額ベッド代は払わなくていいと聞いていますが」

と返してみましょう。

それでも請求されることは余程のことがない限りないと思いますが、もし請求されそうだったら、

「厚生労働省から通知があったと思うのですが」

と付け加えて伝えてみましょう。


差額ベッド代はたった1週間程度の入院でも高額なのもになってしまいます。

なにも知らずに請求されるまま支払ってしまった、と後悔しないためにもどう対処すればいいのか事前に調べておきましょう。

入院するとなると普段以上にお金がかかる場合もありますし、仕事を休んで収入が途絶えることもあります。

そんな状況で支払う必要のない差額ベッド代も払ってしまうことがないように気をつけてくださいね。


参考:
厚生労働省『「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」及び「保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める医薬品等」の実施上の留意事項について」の一部改正について』

【手術6カ月後】子宮全摘術 手術後の傷あと(写真あり)

手術後の傷あと 6カ月後

傷あとの手術6カ月後の状態

手術をしてから半年が過ぎました。
生活面ではすっかり普通の生活を送っていて、貧血も治ったおかげで髪も増えました。
髪を洗うときの手触りがもっさりしてきて、触った感じがかなり変わりました。

以前はシャンプーのたびにごっそり髪が抜けていたのですが、その頃の抜け毛の1/3ほどになり、排水口のお掃除もかなりラクになりました。

傷跡にはまだアトファインを貼っています

手術をしてからもう半年経ったので傷あとケアも必要ないのかもしれませんが、用心深いわたくしはまだ傷あとにアトファインを貼っています。
テープのおかげかどうかはわかりませんが、傷の色が少し薄くなってきたようです



↓ 傷の状態はこちら ↓



わたくしが思っていたより傷の色が薄くなるのには時間がかかるようです
半年も経てばかなり目立たなくなっていると思っていたのですが、全然そんなことはないです。ちょっとした切り傷と一緒にしてはいけませんね。
ぱっくりお腹を開いて内臓を取り出しているのでこのくらいは当たり前なのかもしれません。

手術後1カ月ほどは痛みがあったので傷の存在を忘れることはなかったのですが、今は普段忘れています。人って結構たくましいですね。

リュープリン注射でどれくらい筋腫が小さくなっていたのか


手術前に子宮筋腫が少しでも小さくなるようにリュープリン注射を打っていたのですが、実際どれくらい小さくなっていたのでしょうか。

取り出した子宮の重さは650gだったので小さくなったとはいえそれなりのボリュームです。
そして3カ月間打ったリュープリン注射ですが、その3カ月でとくに小さくなったという実感はなかったです

もしかしたら100g程度は小さくなっていたのかもしれませんが、手術前のお腹の出っ張りは3カ月でほとんど変化なしでした。

手術で子宮ごと取り出したら本当にお腹がぺたんこになったのであの出っ張り分が筋腫だったのだなと改めて感じました。

その変化と比べると、リュープリン3カ月間の変化はほとんど感じられず…。
とくに、外見の変化は全くなしでした。

そしてリュープリン注射を打っていたころはとくに更年期症状も出ていなかったのですよね。

一応注射の前に更年期症状がでることがありますよという説明を受けていてある程度覚悟していたのですが変化なく、むしろ卵巣を残しているので手術後に女性ホルモンが出なくなることはありませんと言われていたのですが、現在関節痛という更年期障害が続いています

手術っていうのはやってみないと体にどんな影響が出るのかわからないものですね。
まさかブシャール結節という更年期障害になるとは思いませんでした

まだ続く関節痛
女性ホルモンは減っています


そんな感じで確実に女性ホルモンが減っています。
恐ろしいことに女性ホルモンが減ると老けるんですよね。
これは更年期障害になった人がよく話してくれるんですが、「ほんと気を付けないと急に老けるから」と恐ろしいことを言うんですよ
いや〜、こわい。

とはいえ、こう言う話をしてくれるのは皆さん美魔女で美容にはかなり気をつけていらっしゃるのだと思いますが。
たしかに女性ホルモンは、肌、髪、骨と、重要なところに影響するので変化がわかりやすく出てしまうのかもですね。

そんなわけで彼女たちオススメの豆乳を毎日飲んでいます
いつまでも美しく健康でいるために、毎日の豆乳習慣はすべての女性におすすめです。
さらに動脈硬化も防いでくれます。

それに加えてエクオールのサプリ、さらにちょいめんどくさいんですがプラセンタ注射、これらを続けようと思っております。

みなさまも更年期には自分自身のケアをしっかりしてご自愛くださいませ。

自覚症状が出てからでは遅い! 子宮頸がん検診受けてますか?

子宮全摘出手術をしてから5ヵ月
病気だったことを忘れそう

普通の健康的な生活を送れるようになり、自分が手術をしたことを忘れてしまいそうです。
こうなると病院に行くのもめんどうになってしまいます。

子宮摘出で残した卵巣の検診がまだ定期的にあって、4月に通院の予定です。
残した卵巣、どのくらい機能しているのかわかりませんが、やはり手術前は絶対に残したいと思っていました

卵巣は残すから更年期障害にはならない、と思っていましたが、なってます。。


関節の痛みはプラセンタ注射とかエクオールサプリを飲んだりとかで軽くはなりましたがなくなりはしません。

あいかわらずひざがちょっと痛かったり、肩がちょっと痛かったり、整形外科に行くほどではないのですが痛みは続いているんですよね。
更年期症状です。

面倒でも子宮頸がんの検査は受けておこう

わたくしの場合残っているのは卵巣だけなのでその検査だけは定期的に受けます。

わたくしは子宮も子宮頚部ものこっていないので受けなくなりましたが、子宮頸がんの検査はできれば2年に一度は受けるようにしてくださいね


子宮筋腫と違って子宮頸がんは発見が遅れると本格的ながんの治療になってしまい、治療も子宮筋腫のように取っておしまいとはいかなくなります。

しかも30代での子宮頸がんは進行も早いので油断できません。

わたくしの周りに子宮筋腫のひとはとてもたくさんいたのですが、子宮頸がんに関してはかなり低い割合しかいませんでした。

しかしその数少ない中の2人、残念なことに命を落としています


早期に見つかった人は円錐切除で助かっていますし、その後特に何もなく、抗がん剤の治療も必要なく10年以上普通に生活できています

ですので早期発見、定期的な子宮頸がん検診は本当に大切です。


なのですが、子宮頸がんの検査は自費になるせいもあって何年も受けていないという人が意外と多いです。

30代、40代の女性は仕事や家族のことを優先して自分のことを後回しにしてしまいがちですが、健康第一なので、ここは自分最優先で考えてください。


そして子宮頸がんってどんなものなのか、名前は聞いてるけどくわしくは知らないという人も多いです。


ワクチンのことで問題になった時にも思いましたが、意外と子宮頸がんについての教育が大人の女性にも行きわたっていないと思いました。
大事な命を守るための知識はしっかり身につけておきましょう。


[子宮頸がん基礎知識]


性交渉をすることでヒトピロマーウイルス(HPV)に感染してがんに進行する

ハイリスク型のウイルスに感染することで高度異形成に進行する

高度異形成は前がん状態でまだがんにはなっていない

初期のがんになっていても自覚症状はない

2〜3年かけてゆっくり進行する


知ってるようでじつはあまりよく知らない子宮頸がんについて。わたくしも「子宮頸がんの高度異形成だった」と友人に伝えた時も

「ステージは? なんだったの?」

と聞かれたり、

「抗がん剤治療した?」

と聞かれたりしました。


子宮頸がんの高度異形成はがんになる前の前がん状態なのでまだがんではありません

ですが、ほうっておくとがんになるものです。

なのでステージいくつとかになる前の状態です。
ということで抗がん剤治療も必要ありません。


子宮頸がん検診ではこの段階でわかりますし、高度異形成になる前の中等度異形成、軽度異形成でもわかります。

異形成の原因になるハイリスク型ウイルスに感染しているかどうかを調べますので、異形成になる前でもウイルスが検出されれば要精密検査となり経過観察になります

2年に一度は子宮頸がん検診をするのは異形成に変化してしまう前に発見するためです。

ぜひこの段階で発見できるようにしてくださいね。


子宮頸がんの検診はわたくしも面倒で数年間受けていなかったのですが、見つかったのがまだ初期の軽度異形成だったのでこの程度で済んだのですが、発見したときにすでにがん状態になっていなかったのはたまたま運が良かっただけです


あのままさらに3年くらい検診を受けずに放置していたら手術もこの程度ではすまなかったかもしれません。

職場での検診や各自治体の検診で安く受けられる制度がありますし、検査は簡単に済むものなので、ぜひうけてくださいね。

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