今頃?という感じですが、先月末、ようやく病院から傷病手当の書類が届きました。
手術をしてからもう3か月以上経ってしまいました。
ずいぶん待ちましたよ、本当に。
…ていうか、遅すぎよ!
しかも、病院側で記入ミスがあったらしく、8月末に申請した最初の書類ではなく、10月に申請した2回目の書類が先に届きました…。
なんていうか、病院てけっこう適当ですよね?
まちがえちゃった、ごめんね。
みたいな。。。
いや、そんな言い方ではなったですが、電話でご連絡をいただいてました。
病院側で記入の間違いがあったので、予備の用紙を郵送してくださいと。
もう一度新しいものに書き直します、ということだったので、改めて予備の申請用紙を郵送させていただきました。
もちろん切手代はわたくしの支払いです。
切手代なんてたいした金額ではないのですが、病院から自宅に傷病手当の書類を郵送してもらう郵送料はしっかり請求されました…。
なによりも傷病手当がこんなに遅れるって、もしわたくしが家族もいなくて仕事が出来なくて日々の生活に困っていたらどうなるのでしょう??
こういう場合でも安心して医療を受けられるための傷病手当ではないんでしょうか?
病院からは見えないでしょうが患者にもそれぞれ生活があるのです。
手術の延期で2か月休業
サラリーマン・OLにとってはけっこう痛い
わたくし、手術の時も1か月延期になり、そのことも社会生活を送る中で実はけっこう困ったのです。
それぞれの医師の都合が合う最短の日はこの日です、と示された手術再設定の日が1か月後。
普通の人は、えー。。そんなに先? てなりますよね。
1か月仕事休むだけでも大変なのに、2か月も休むなんて大ヒンシュクだなぁ、職場の人ごめんなさい。と思います。
そして、それをわりと普通の事みたいに言われて、病院ってこういうものなんだなって知りました。
働く人と病院との感覚の差といいますか、わたくしにとってはけっこう重いことだったのですが、病院にとっては軽ーいことなんですよね。
芸能人とかお金持ち、医者さまのお仲間ならこんなことはないのかもしれませんが(偏見!?)、わたくしのようなごく普通の患者の仕事やら生活やらは病院にとっては関係ないちっぽけなことなんでしょうかね…。
手術もうまくいってもちろん感謝してるのですが、ちょっとそんな気持ちになりました。
患者の中にある不満
けっこうストレス感じています
患者さんたちはみんな医者様を頼りにしていますし、病院での医者様の権威はすごいものですが、診察時間や手術時間の予定が立たないことで他の入院患者さんから不満がもれていたのを思い出しました。
多分、お医者様は本当に忙しいんだと思うのですが患者としてもせっかくお見舞いに来てくれているのに、ちょうどその時間に「処置しますので処置室へ」となると面会時間が台無し。
わざわざ来てくれた人にも申し訳ないと思うものです。
そうならないようにその患者さんはあらかじめ処置の時間が何時になるか何度も看護師さんにたずねていたのですが、どうやら何時になるのか看護師さんにもわからないようでした。
そのほかにも処置が激痛なのでその時間に効くように痛み止めの点滴を受けていたのに、処置の時間が遅れに遅れて、結局すっかり痛み止めの効果が切れた頃に処置時間となり激痛…、という様子を何度か見ました。
傍から見ていてもちょっと気の毒で、何とかならなかったのかなと思いました。
面会時間にしろ処置時間にしろ、医者様の都合に合わせるのは仕方ないこととして患者は我慢していますが、もう少し気を使ってくれたらとても嬉しいんだけど、ということは多々ありました。
しかしスケジュールは患者が合わせなければいけないようです。
わたくしがお世話になった病院ではそれがあたりまえのようでした。
このことに関しては病院の中で患者の立場はわりと弱かったので、お願いしたとしても意見が通ることは少ないかもしれません。
そして他の事でも、なにか要望を伝えること自体「言ってもいいのかな?」とちょっと遠慮してしまうことがあります。
ですが入院して思ったのですが、言わないでいるとずっと我慢してしまうことになるので、遠慮は禁物です。
勇気を振り絞って要望を伝えてみましょう。
他の病院はそんなことないのかもしれませんが、もし入院した病院であまりこちらの希望が伝わっていないと感じたらこまめに伝えてみるといいと思います。
怒って言う必要はないですが、こうしてほしいという要望があったらこまめにいろんな看護師さんお医者さんに同じことを繰り返し伝えてみてください。
それくらいでようやく伝わって聞いてもらえるくらいかもです。
退院してしばらくたっていますが、今回の傷病手当の書類のことで、患者が待たされることについては「病院ってこうよね」と改めて思ってしまいました。
これから手術を考えている方、病院とは長いお付き合いになるので自分に合ったところを調べたり知り合いに聞いたりしてなるべく納得した治療を受けられるようなところに行ってみてください。
病院、医者様とのコミュニケーションの取りやすさは重要です。
わたくしの場合なにかと引っ掛かることはあったものの最終的には担当してくれる先生も決まり担当の白ヤギ先生がいい先生だったので転院はしませんでした。
婦人科に限らず、手術の可能性があるような病気の場合、最初にかかった大きな病院に結局は長くお世話になるので、「なんか違う」と思ったら早い段階なら転院もありです。
「なんか違う」と思いながら我慢すると、ずっともやもやしたまま治療をつづけることになってしまいます。
納得いく治療を受けられるように、最初によーく考えて病院選びをすることをおすすめします。