人生は迷いと決断の連続。
手術が決まってからセカンドオピニオンを受ける方も多いと思います。
最近は手術の方法や治療法などネットで検索すればいろいろ情報があるので、自分で調べてできるかぎりベストな結果を求められるのはいいことですよね。
以前のようにお医者さんのお言葉だけを信じて結果は神に祈るという完全に受け身な患者でいる必要はないのです。
わたくしも考えました。セカンドオピニオン。
友人にも勧められ、わたくし自身も手術にはまだ抵抗があったのでやっぱり受けたほうが迷いがなくなるしいいでしょ、と思ったのです。
で、セカンドオピニオンについていろいろ調べて、
…結果、受けるのやめました。
その理由は下の4つです。
●相談した病院に転院できない
現主治医のもとで治療を受けることが前提での相談になる
●「治療法に不満がある」ということが主治医にはっきりつたわる
(結果、主治医との関係に悪影響があるばあいもある)
●保険適用外なので数十分の相談でも2~4万円ほどかかる
●結果的に現在の主治医と同じ意見になることが多い
今の治療方針に不満がなければセカンドオピニオンを受けたりしませんよね。
ということで、医者様にこちらの不満がストレートに伝わってしまいます。
そして最後の「結果的に現在の主治医と同じ意見になることが多い」
これ、なんか悲しいですが、そうなりそう、とわたくしも思ってしまいました。
そういうのって余程のことでないと、言ってくれなそうな気がします。
こっちの手段の方が絶対にいい!っていうのでない限り無難に「今の治療方針で問題ないですよ」と言われそう。
わたくしが医者でも「ほかにも方法あるけど、今の方針でいんじゃない?」思うかもしれません。
自分の患者じゃないし。
しかもわたくしの場合命にかかわるような重い病気じゃないですし。
ただこれだとセカンドオピニオンマイナスばっかりってことになるので、やって良かったという方いたらどんどん声を上げてほしいなと思います。
残念ながらわたくしが調べた中では不安、不満の方が多かったです。
良い例がいろいろあれば、お医者さまに遠慮してセカンドオピニオンやめるっていうのもなくなりますしね。
自分の体は一つだけなので、自分が納得した治療を受ける。
自分の意見は遠慮なく言うってことが当たり前になるといいですよね。