不動産投資を始める前、お金の知識は全くありませんでした。
ファイナンシャルリテラシーがないとお金持ちにはなれません。もし当時のままお金の勉強をしなかったとしたら今もまだ貧乏なままだったと思います。
私のような失敗をしないように知識武装してくださいね。
頭金を貯めたのに家を買えなかった
長男が2歳くらいになった頃、家計のことを真剣に考えるようになりました。まだまだ子育てが大変で思うように働ず、家族が増えたことで支出も増え、かなり苦しい時期でした。
それまでは目の前のことしか考えなかった私も、さすがにこの先のお金のことも考えなければならなくなりました。
もし病気になったらとか、子供の教育費とか、考えると気持ちが沈む事項です。
住んでいたアパートも子供の成長とともに手狭になっていくので家も買いたい。
そこでこのまま賃貸で暮らした場合、10年後に家賃をどれだけ払うのかなと考えてみました。
当時の家賃、2DKで12万8000円。
年間家賃約150万円なので10年でなんと1500万円!
中古の一戸建てが買えそうではないですか! ヤバい!
このままでは賃貸貧乏。こんなに払っても全然自分のものにならない賃貸はやっぱり損です。
とにかく家を買おう!
脱賃貸!
そう決めてからコツコツ貯金に励みました。
少しでも早く貯めたくて、手数料がかからない投資信託を買ったりもしました。
私のような非貯蓄体質の人間は現金で持っているとついつい使ってしまうのでこれはいい方法でした。
おまけに少しだけですがリターンもありました。
しかし貯めようと決意してまもなく次男を妊娠出産。
頭金の目標額は300万円でしたが、少したまったところで1歩どころか大きく後退してしまい、貯めようと決意してから頭金が貯まるまでに4年ほど経ってしまいました。
仕事と子育てでクタクタな上になかなか貯金も貯まらず、この頃は本当につらかったですね。
自宅物件を探し始めるとうとう脱賃貸か
そうやって必死に貯めた300万円。
ようやく自宅物件を見に行けるようになりました。
そんなときに見つけた4000万円の素敵なテラスハウス(新古)。
中庭にはオリーブが植林され、オリーブのそばにはテラコッタの壺が飾られていました。
テラスハウスは白い石積み風の壁で全体的にプロヴァンス風にデザインされていました。
4000万円は完全に予算オーバーでしたがどうしてもそこに住みたくなり、不動産屋さんにローンの審査をお願いしました。
が、案の定ダメ…。
金融機関はなぜローンが通らないのかその理由は教えてくれません。
夢いっぱいの不動産めぐりから一気に谷底に落っこちた気分です。
ローンが組めないなんて経済的弱者、底辺です。
しかし今考えると貯金も少ししかないし、年収も低い状態で4000万円のローンは無謀だったと思います。
この頃の自分を振り替えると、本当に世間知らずだったなと思います。
金融機関の人を見る目の厳しさを初めて知ったときでした。
今思えば大金を借りるのですから当然ですよね。
コメント
[…] やはり一度住んでしまうと物件の価格は大きく下がってしまいます。新築マンションだと引っ越しして住み始めたらおよそ2割価格が下がると言われています。もしローンが払えなくなって5年後に売却しようと思っても、売却代金でローンの残金を払えないということに。こうなると身動きが取れません。さらに借りられるだけ自分の融資枠いっぱいにローンを組んでしまうと、いざ投資物件購入という時にお金を借りられなくなってしまいます。こうなってしまってはゲームオーバー、このパターンの方が本当に多いです。私の場合も先に自宅を買う気満々だったのですが、お金の世界の事を知らな過ぎて買えませんでした。↓↓ その時の悲惨な顛末はこちら頭金を貯めたのに 家を買えなかったそして仕方なくですが、先に投資用のワンルームマンションを買うことになりました。このころ不動産投資の知識なんてほとんどありません。いきなりたいしてお金もないのに4000万円くらいの自宅物件を買おうと思っていたくらいですから。自宅が買えなくてその時は本当にショックだったのですが、このとき無理をして買っていたらそのあとローンの支払いだけでいっぱいいっぱいになっていたと思います。 […]