デザインと貧乏はセットかも知れない

デザイナーって世間ではどんなイメージなのかわからないんですが、私含め私の周りのデザイナーにお金持ちはいません。

やっぱり給料安いですから。。。

でもみんな真面目に働いているんですよね。
残業も多いし、コンペのプレッシャーもかなりあるし、美しいものを作ろうとする仕事でありながら働く状況はそんなにキラキラしたものではありません。


さらに悲しいのがそうして一緒に働いていた先輩デザイナーが結局辞めていくのです。

辞めて再就職できずにフリーランスになってさらに生活が厳しくなったり、全然違う仕事について苦労していたりするのをみると自分の将来も不安になっていきます。

若い時の貧乏と年齢を重ねてからの貧乏はだいぶ違います。
若いうちは後から挽回できますが40代、50代ともなると家族の生活も自分の老後のことも重くのしかかってきますよね。

そうなって自分から辞めていく先輩、かなしいですがやはり誰も止めることはできません。
そしてリストラにあう先輩方も少なくないのです。

私もそんなことになったら子供たちのこと自分の老後どうしたらいいんだろうと考え始めるとどんどん不安になっていきました。

その頃の私は赤ちゃんを育てながらデザイン会社で10時から5時まで働く非正規雇用のデザイナー。夫もいまいち安心できない。家は賃貸で、もし病気にでもなって1か月でも休んでしまえばすぐに家計は破綻してしまいっそうなギリギリの生活でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました