新型コロナウイルス危機で世界経済が大きな打撃を受けています。
少なからず私の周りにも今後の生活が厳しくなる人が出ています。
そういう私も不安定な非正規雇用の身なので収入は激減、危機に直面しています。
不動産収入がなかったら明日の生活にも困っていたかもしれません。
危機の時こそ必要なファイナンシャルインテリジェンス
こんな危機的状況のいま、どう備えればいいのでしょうか?
どんな時でも経済的な備えとして必要なこと、大切なことはやはり基本的なことです。
● 支出を抑える つい焦って買い込んでしまいがち…
● 収入をなるべく減らさない こんな時でも収入増の人はいるのです
まず一番優先してやることは「支出の見直し」です。
スーパーに商品がなくなると、焦る気持ちから必要以上に買いこんでしまい、無駄な出費をしてしまいがちです。
いらない支出や固定費を見直して、支出を大幅に減らすことに挑戦してみましょう。
家から出なければ節約もしやすいはずです。こんな時こそ財布のひもを締めましょう。
不要な支出を見直す時間も作りやすいのでしっかりチェックしましょう。
今回のような非常事態では、突然仕事を失ったり、収入が激減してしまうこともあります。
もしそうなってしまった場合には、借入金の返済を一時的にストップできるものもあります。
生活を立て直すまでの間は奨学金の返済などは止めることもやむを得ません。
日本学生支援機構では減額返還・返還期限猶予などの措置があります。
住宅ローンなど、民間の金融機関からの借入はこのような救済措置が取られないものも多いのですが、返済が厳しい状況なら金融機関に相談してみましょう。
非常事態とはいえ相談なく返済が滞ってしまったら後々大変なことになってしまいます。
そういう方のための一時的な資金繰りに使える融資を政府系金融機関から受けることができます。
めんどくさい?お金に困っても申請しない人がたくさんいる助成金制度
さまざまな給付金や助成金があっても申請しなければ当たり前ですが1円ももらえません。
せっかくの制度ですが意外にも申請しない人がたくさんいます。
その理由はやはり申請の手続きがわかりにくい、申請が面倒ということのようです。
たしかにこういった制度を利用するには、自分が給付の対象になるのかということから、申請に必要な書類の用意まで面倒と感じてしまうハードルがいくつかあります。
しかし、これも一つのスキルのようなもの。一度経験してしまえば他にも応用できますし、申請への心理的なハードルがかなり下がります。
そしてこの手続きは、金融機関への融資の申請にも似ています。
お金持ちになるためのステップ、金融機関とのおつきあいにも必要なスキルともいえます。
文章を正確に読んで理解する能力と行動力が必要
不動産投資をするにも株の投資をするにもいくつかの基本的な能力が必要です。
● 情報収集力
● 文章読解力・思考力・応用力
● 行動力
給付金や助成金の申請には文章を正確に読んで理解する能力が必要です。
こういうお役所の書類特有のわかりにくい文章で書かれていますが、何度か目にするうちに慣れます。
そしてこのお役所文章を理解する能力は金融機関とのおつきあいでも必要になってきます。
金融機関の書類も、不動産の重要事項説明書もお役所書類に負けず劣らずわかりにくい文章ですが、これも慣れてくれば理解が早くなります。
そして必要な書類を用意するのも何度かやれば苦もなくできるようになります。
私も最初に挑戦した時は、わかりにくい文章に挫折しそうになりました。
確定申告でさえ初めてやった時には何が何だかさっぱりわからず、税務署で手取り足取り教えてもらってなんとか提出しました。
たしかにひとつひとつはめんどうな作業なのですが、このハードルを超えられるかどうかはかなり重要です。
お金持ちへの道を進むためには絶対に必要な能力なのです。
世の中にはお金を稼ぐ情報がたくさんあるのに、お金持ちになれる人となれない人がいるのは、これらの能力があるかないかの違いです。
特に「行動力」があるかないかで大きな差がついていきます。
何かにつけて「めんどくさい」と思ってしまうのは人生において大きなマイナスです。
- 投資した方がいいのかもしれないけど、よくわからないしめんどうだからやってない (投資をしている人は1割)
- 空き家を相続したけど、賃貸するのがめんどくさいから放置
- 家賃を払い続けるより買った方がいいみたいだけど、なんとなく10年以上賃貸暮らし
など、知識はあるのに行動できないことでお金持ちへの道を自分から閉ざしてしまっている人がだくさんいます。
こういう話を聞くと本当にもったいないな、と思うのです。
今までめんどうで助成金などの申請はしなかったという方がいたら、この機会にぜひやってみてください。
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