【聞くR不動産】東京R不動産の賃貸オーナーセミナーに行ってきた

不動産投資

「人気物件の作り方」とは?

11月7日、おしゃれなリノベーションで知られる東京R不動産の大家さんのためのリノベーションについてのセミナー「人気物件の作り方」に行ってきました。

参考になるリノベーション例がたくさんありましたが、どれも東京R不動産らしいリノベーション、センス溢れるアイデアの数々をご紹介いただきました。

空室が出た時、いつも通りの原状回復を工務店や管理会社に依頼してしまいがちですが、空室時は賃料UPのチャンスでもあります。

DIYに憧れはあるもののやったことは一度もありません。

そんなDIY初心者でもできそうなこともあったので、いくつか試してみようと思いました。

大家にとって原状回復は常に予算との戦いであり、ついビニールのクロスやなんかでとりあえず綺麗になればいいかなと思うんですが、安いですし。
むしろ、安ければいいと考えている人が大半ではないかと…
そこにも喝が入りました。


日本の賃貸物件はチープなものが多いというご意見。耳が痛い…。

わたし的に印象にのこった項目はこちら

1.アクセントクロスを安易に使わない

2.和室にカーペットはあり


3.照明や電気スイッチなど細部へのこだわりでかなり印象が変わる


4.悩んだとき、予算がないときは白く塗る


1.アクセントクロスを安易に使わない

アクセントクロスを安易に使わない。壁に薄い木材を貼ってみるほうがナチュラルでおしゃれな仕上がりに。

実際に住んでみる人のことを考えると、あまり癖がない物件の方が住みやすいようです。借り手がつきやすいと。
確かに自分が持っている家具と合うかどうかは重要ですよね。

この木材の壁はおしゃれですよね。観葉植物も映えそうです。

カタログを撮影したものできれいな写真じゃなくてすみません。
足場用の板なのでお値段もお手頃。
¥4,130/㎡



質感を無視したフェイクレンガやフェイクコンクリート打ちっ放しの壁紙はチープな印象になってしまうので、「〇〇風の壁紙」は止めたほうがよさそうです

個性的なリノベーションより普通の白いシンプルな壁の方が好まれるようですよ。


2. 和室にカーペットはあり

和室のアレンジは天井を白く塗ったり壁にモルタルを塗ったり意外にもいろいろできるようです。

和室と相性のいい色のカーペットに変えるだけで部屋の雰囲気がかなりセンスアップできていました。

この辺はセンスのいい色選びができればお金をかけずにおしゃれな和室に変身させられると思います。

カーペットは音が立たなくて静かだったり、床に座る日本人のライフスタイルに馴染みやすいです。

私も一度埋め込みカーペットの賃貸住宅に住んだことがありますがフローリングの部屋より生活しやすくてインテリア的にも意外とおしゃれに決まりました。
最近はホテルライクなカーペットの部屋も人気です。

3.照明や電気スイッチなど細部へのこだわりで部屋の印象が変わる

おしゃれな照明があるだけで、部屋の印象が変わります。どれか一つだけでも取り入れてみたくなりました。 船舶用のマリンデッキライト、マリンブラケットライトは水濡れする場所でも使えるので浴室の照明にしてもおしゃれ。



小さなところですがなかなかの存在感を見せる取っ手や電気スイッチ、照明などをシンプルな部屋に使うと効果的。


併設するショールーム「toolbox」に展示されたアイテムをいくつか取り入れるだけでかなりおしゃれ度上がると思います。

むしろそれ以外は「普通」でいい。そんな感じです。

こちらはフェイクではない本物のタイルの壁。ブルーが美しい。
ミニマルシンクがシンプルでかわいい。
¥59,000



シンプルな部屋の中におしゃれな照明やスイッチ、タイルなどが少しあるとそこが目立ってアクセントとして効いてくるのだと思います

こんな部屋に住んでみたいな、と思わせるシンプルでさりげなくおしゃれな部屋。

少し高くなってもダサい部屋には住みたくないという層にうまく訴求できればはまると思います。

収益アップを狙っていくにはこのあたりの層の取り込みは重要かもしれません。

4.悩んだとき、予算がないときは白く塗る

困った時には天井や壁など白く塗ってしまうとアトリエ風のおしゃれな部屋にできる

これは私も家具など選ぶ時はとりあえず白を選んだりするのでわかります。白は空間の広がりを邪魔しません

実際床も壁も白だと部屋が広く感じるんですよね。

物が増えると結局色が増えてごちゃごちゃしてきちゃうので、生活感なく暮らすには白い部屋っていいと思います。

内覧の時にも白い部屋は広く明るく見えるので自分がいろいろ見てきた部屋の中でいい印象の部屋が多かったです。

ショールーム「toolbox」にはリノベーションに使えるアイテムがたくさんありました。

どれもおしゃれでかっこよく、見ているだけで楽しくなります。

賃貸物件用だけでなく自宅用にも使ってみたくなる照明や床材など、思ったよりお手頃なものも多く、挑戦しやすいのではないかと思いました。

全体を通して、黄ばんだりして古さを感じる部分やダサくて耐えられない部分を取っ払ってしまうとかなり印象が良くなるようです。
そしてシンプルにする。

予算がないときは最低限これで乗り切るとギリギリなんとかなると。
しかしどうにもならなそうな古物件をわたしはいくつも見ましたが…。

プラスしていく部分はセンス。これ言っちゃおしまいかもですが、センスです。

そしてセンスのいい住宅を求めている層への訴求です。
ターゲットを選ぶので、ダサくても安ければいいという層にはもったいないです。

日本の賃貸住宅がチープなのはむしろ安ければいいと思う大家より安ければいいというニーズが多いせいなのかもしれません

そもそも日本の、特に都市部の賃貸住宅はチープに見えても高いです。
ちょっとでも安ければそっちに住んじゃおうっていう層が結構多いですよね。

もしセンスに自信がない場合は部屋を借りてくれる人が壁を自由にアレンジできるようにするなど借り手側のセンスを利用するという方法もありました。

壁に板を張り付けて、そこは色を塗ってもクギを打ってもOKにしてしまうなど、貸す側ですべて完成させず、借りる側で一部分自由にアレンジできるようにするのも人気物件にする方法の一つのようです。

こんなふうに壁をアレンジ出来たら楽しいですよね。
こんな物件を、借りる側もさがしているかもしれません。

おしゃれ男子なら壁をかっこよくアレンジするなどは、むしろこちらがやるより上手いかもしれません。

センスを生かした賃貸経営で賃料UP。
または売却目的でリノベーションするときなど、付加価値をつけるときにいいアイデアをいただけそうです。

自分ではちょっと難しいなと思ったら、「東京R不動産」「toolbox」のスタッフさんに相談してみるのもいいかも。

東京R不動産]  https://www.realtokyoestate.co.jp/

toolbox]  https://www.r-toolbox.jp/

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