退院してから2週間、手術をしてから3週間が経ちました。
家事もほぼ手術前とおなじようにできるようになり、日常生活に困ることはなくなりました。
買い物にも普通に行っています。
重いものは宅配で購入していますがそれ以外のものは通常の買い物頻度に戻りました。
しかしまだ運動はできないので手術前と比べると、体力的にはまだまだです。
そんなわけであまり体を酷使していないのですが、最近朝起きると指の関節が少し腫れているのかうまく曲がりません。
重いものを持ってもいないし、運動もしていないのになんだろう?
と思いながら一週間ほど過ぎ、なんかおかしいなとだんだん気になってきました。
指関節の腫れや痛みっていうと、まず思い浮かぶのは「リウマチ」。
もしリウマチだったら早めに治療を始めないと関節が削れて痛みが強くなってしまいます。
検査してもらって何もなければそれでよし。とりあえず整形外科へ行ってみることにしました。
ブシャール結節ってなに?
医者様に、毎朝指の第2関節が腫れて曲がりにくいこと、痛みはあまりない、重いものを持ったりしていないし原因が思い浮かばないことなどを伝えました。
整形外科の医者様はプリントを1枚わたくしに手渡しました。
医:「女性の更年期に多い症状なんですが、へバーデン結節、ブシャール結節といいます。
第1関節に腫れや痛みが起きるものがへバーデン結節、第2関節に起きるのがブシャール結節。
グリーンさんの場合はブシャール結節の可能性が高いです」
…ブシャール結節。
初めて聞く名前です。
医:「リウマチの可能性もあるので検査してみましょうね」
リウマチの可能性もやっぱりあると。
医者様からの説明はこうでした。
●一般に40代以降の更年期の
女性に多く見られる
●女性ホルモン「エストロゲン」の
減少が影響している
●第2関節に起きているのでブシャール結節
おそらくそれの初期症状
なんと。
つまりこれは、更年期症状?
卵巣は残したはずなのに、エストロゲンが減っているようです。
子宮を取っただけでも手術の影響でエストロゲンが減るんだろうか?と考えていた時に思い出しました。
リュープリン注射。
5月から7月まで3回打ったリュープリン注射。
5月の生理が最後です。
その影響が今になって出ているのかもしれません。
リュープリン注射の影響もですが、卵巣を残していたとしても、年齢的に更年期症状が出てもおかしくないです。
いやだわあ。 更年期。
肌の衰え、骨密度の低下、いいことなんて一つもない更年期。
リュープリン注射の効果が切れるころには、関節の症状もなくなるかもしれませんが…。
それはいつなの?
エストロゲン、戻ってきて(泣)
女性ホルモンの代わりになる「エクオール」
沈んだ気持ちのわたくしに医者様は言いました。
医:「ブシャール結節の場合、女性ホルモンを補ってあげれば症状が軽くなることが多いです。
血液検査の結果でリウマチでなければそれやってみましょうか。
エクオールという女性ホルモンの代わりになるものがあるんです」
なんですかそれ
女性ホルモンの代わり?
医者様の話では保険適用外になるらしいのですが大塚製薬からでている「エクエル」というサプリメント、これでエストロゲン不足を改善してくれるそうなのです。
それはぜひ飲みたい!
病院でも処方してもらえますが、保険適用外なので薬局等で購入しても価格はかわりません。
とりあえず、血液検査の結果次第ですが、「エクエル」飲んでみたくなりました。
112粒入りで4,320円。…ちと高い!
保険適用たのむ!!
思わず飛びつきそうになりましたが、わたくしの場合女性ホルモンが減っているのはリュープリン注射の影響がのこっているせいでもあるのでもう少し様子を見てみることにします。
このエクオールという物質は大豆イソフラボンの一種が腸内で代謝されてできるのですが、大豆イソフラボンを摂取しても腸内でエクオールを作り出せない人が日本人の約半数いるようです。
わたくし手術前後で下剤をずっと使っていたので腸内の環境が変わってしまったのかもしれません。
※自分がエクオールを作り出せるかどうかは市販の尿検査でチェックすることができます。
リュープリン注射を打ち始めてから今まで、運よく更年期症状がでなかったのでほっとしていたのですが、関節痛という更年期症状があることを初めて知りました。
今後もし関節症状が続いたり、ほかの更年期症状がでてきたりしたら「エクエル」試してみようかと思います。