コロナ禍、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
すっかりテレワーク、引きこもり生活にも慣れ、毎日リラックスして過ごせいています。
そして自分が内臓を一つ取り出して、お腹を縫い合わせたことも、いまはあまり思い出さなくなりました。
そしていつの間にか、あろうことか体重も元に戻っていました!!
運動不足? 食べ過ぎ?
でも、もういいんです。健康なら。
そんな達観(?)した毎日を送りつつ、手術前後のことを思い出してみました。
急に手術が決まってしまった当時の心境
子宮全摘出、今思えば急に受け入れるのは難しいのも当然です。
医者様は淡々と
「この状況では全摘出になります」
とおっしゃっていましたが、
当事者にとっては、それはできれば回避したいことです。
もう子供は産まないとしても、子宮を全部取るというのは結構覚悟がいるものです。
手術のことだけでなく、その後の体調がどうなるのかの不安、そして仕事を休まなければならないこと。
当時はこんなことで手術を迷ったり拒否したるするのは悪いことのように感じていたのですが、今考えてみると戸惑って当然です。
今、手術するかどうか悩んでいる方、どうぞ気が済むまでゆっくり考えてください。
医者様にとっては所詮他人の体ですが、自分にとってはたったひつとの大事な体です。
他人にはわからない不安などが湧いてきて当然なのです。
自分が納得できるまでしっかり時間をかけて考えていいと思います。
仕事は休んでもいい! 病気で休む人に優しくなれます
そして当時、仕事を休むことにとても後ろめたく感じていたのですが、これは本当に悩む必要なく、話せば周りの人はちゃんとわかってくれます。
ここで文句を言われたり不当な扱いを受けるような職場はむしろ離れた方が良い職場です。
困ったときはお互い様。安心して仕事を休んでください。
自分の体は一つだけ。仕事の代わりはいくらでもあります。
最悪やめてしまっても、仕事のやり直しは意外となんとかなるものです。
そして家族のことも、自分がいない間大丈夫だろうか?と心配になったりしますが、これも仕事以上に私の場合大丈夫でした。
家の散らかり具合は凄まじいものでしたが、それで死ぬわけではないし、気にしないようにすればいいだけ。
病院の清潔空間と比べたらそれはもう悲惨な状況でしたが次第に慣れました。
これから手術を迎える方、どうぞ十分ご自身を労ってくださいね。
お腹の傷も手術直後は痛々しいですが、ちゃんと薄くなっていってくれます。
ただし、手術後は当分うつ伏せに寝るのはやめた方が良さそうです。
お腹の皮膚が引っ張られて傷が広がりやすいので(体験)。
長い間お世話になったアトファインも、夏場はやはり少し痒くなってくるので最近は貼らなくなりました。
とったままUPしていなかったお腹の傷の画像また載せておきますね。
これは今年6月中ごろの写真です。
手術直後に比べると傷が薄くなってきました。