昨日の夜は痛み止め点滴が効いてよく眠れ、スッキリ目覚めた朝です。
朝から看護師さんに「排便ありましたか?」と聞かれプレッシャーを感じます。
昨日から流動食も始まり、水分も多めに取っているのですが出ません。手術前に読んだ同意書にあった「腸閉塞」が頭をよぎります。
ガス出たし、大丈夫だよね?
手術後、腸の癒着で便のでがわるくなることがあるとか。
もしかしたら直腸の動きが悪くなっているとか。
お腹はゴロゴロいっているのになかなか出てくれないといろんなことが心配になってきます。
準広汎子宮全摘術では術後に排尿障害や排便障害が起きることも稀にあります。開腹手術だと癒着が起きる可能性もあるので排便の確認は重要なんですね。
手術自体は問題なく終わっているし、手術時間は4時間弱でほぼ予定どおり。
癒着を防ぐシートを使ったりしているし、大丈夫かとは思うのですが。
流動食が少し固形に近づいた
さて、入院中のお楽しみのごはんです。主食は流動食とはいえ少し固形のものも出てきました。お粥の量がメチャ多いです。三分粥です。
普段なら全く食べる気がしない煮物も美味しくいただきました。家では食事の支度はわたくしの仕事なので、この上げ膳据え膳がありがたすぎます。帰りたくない。。。
病気じゃなければ病院て素晴らしいところです。
ベッドは清潔だし食事は3食運んできてくれるし、洗い物も掃除もしなくていいなんて。でもみんな退院したがるんですよね。
それはきっとお家が居心地いいんでしょうね。羨ましいです。
尿管ステントがまだ入っていた
すこし慣れてきたトイレへの往復。
流動食も始まり排便ミッションクリアのために水も多めに飲んでいるのでしょっちゅう行くことになります。
手術後、尿管ステントが入っていたことを忘れていたのですが、というか手術後に意識がない状態で抜いてくれたのかなと思っていたのですが、トイレに行った時に再び尿道に違和感を感じました。
この感覚、手術前にずっとあった糸、尿管ステントにくっつている糸がまだあるんじゃないの??
おそらくカテーテルが入っていた時、糸が膀胱内に押し込まれていたのだと思うのですが、糸が入っている感覚がなかったのです。
なのでもうステント抜けてるんだと思ってたんですが…
(まだ、入ってるね)
排尿時の勢いでまた尿道に糸が出てきてしまったものと思われます。この違和感、間違いなくステントの糸です。膀胱炎のような尿道のムズムズが戻ってきてしまいました(泣)
なんか排泄関係のお話ばかりですみません。
若手先生にステントの件を聞いてみた
この日の回診は若手のお兄さん先生でした。
白ヤギ先生チームの一員のようです。
4人のお医者さんがチームで診てくれていて、手術の同意書にも教授のほか白ヤギ先生含む4人の先生の名前がありました。
若手先生に尿管ステントがまだ入っているか聞いてみました。
若: 「ステント…。 あー! その話、出てました!」
どうやら医者様のミーティングのようなもので情報共有されているようです。
若: 「ステント、まだ入ってます。えーと、泌尿器科の先生が忙しくて、なかなか都合がつかなくて。」
なんとぉ! 都合がつかないと!?
手術の予定は1カ月前から決まっていましたが?
若:「ま、いつ抜いてもいいんで。もしかしたら退院後に外来で来てもらって抜いてもらうことになるかもしれません」
いつ抜いてもいいと!
いやいや、そらないわ。
手術前からもうずっと膀胱炎つらかったし。この状態で退院とか絶対無理。
「ずっと膀胱炎で辛いんで、早く抜いてもらえますか?入れる時もめちゃくちゃ痛かったんで、できれば痛み止めが効いてる間に抜いて欲しいんです!!」
若手先生なので言いやすいです。訴えました、辛さを。
↓↓ 尿管ステントを入れたときの惨事はこちら
● 尿管にステントを入れる(1)
● 尿管にステントを入れる(2)
そもそも泌尿器科で説明を受けた時には手術の後すぐ抜くって事になっていました。
手術延期でこんなに長いこと入れっぱなしだったので膀胱の中も小さな傷が出来てるんじゃないかと思います。
若手先生は笑顔で答えました。
若:「わかりました。伝えときます!」
ほんと、頼むよっ!
水を飲んでも出ない…
まだクリアしていない排便ミッションを達成するためにトイレに何度もいきました。点滴からの水分補給もあるので、水分が足りなくて出ないということはなさそうです。
排便はありませんが、この日の排尿量は3400cc。水飲み過ぎかもしれません。
この日の夜、下剤「アローゼン」が処方されました。
見た目の量からして、術前の「マグコロールP」ほどの威力はなさそうですが…。
少しずつ食事の内容も固形物が増えてきたのでアローゼン飲んで明日に期待します。