リュープリン注射スタート

2019年5月。

手術が決まるといろんなことが進んでいきます。

まず、手術の日程。今の仕事がひと段落する11月くらいを考えていました。
状況的にすぐに手術が必要なわけでもないので、少し先でもいいのかなと。

そして今の巨大な筋腫を少しでも小さくして手術に臨むためにリュープリン注射というものを開始。
これは女性ホルモン(エストロゲン)を低下させて閉経状態にし、筋腫を小さくするための処置です。

女性ホルモンを低下させて閉経状態にするので当然更年期症状が出ることがあります。

ただ更年期症状は通常でも人それぞれ、酷かったりたいしたことなかったりかなり差があるのでやってみないとわからないのだそうです。

それで小さくなるのならその注射だけで筋腫がなくなるのでは?と思うのですが、この注射は6か月までしか使えず、さらに閉経状態にしたとしても数センチ小さくなるだけ、なのだそうです。
残念。。。


それでも少しでも小さくなると手術も楽ですよね。
ぜひお願いします、と小さくなることを期待して今回からリュープリンスタートです。
皮下注射と聞いていたし、インフルエンザの予防接種くらいだろうと軽い足取りで注射室へ向かい順番を待っていました。

注射ルームの中で看護士さんが注射の準備をしているのが見えました。
あれ、誰の注射かしら??とのんびりながめていたらそれがわたくしの。

なんかちょっと、想像してたのより注射の量が多い。

皮下注射なので腕以外にもおなかとかおしりでも注射できるようですが初回は素直に腕に。


看護士さん:じゃ、うでにしますねー。
ちくっとしますよー。

と、いつもの注射の声掛け。わたくしもはーい。とリラックスして腕を眺めていましたが、

いたっ!!!
いったーーーーい!!!


注射液が入ってき始めると予防接種の時とは全然違う痛みが!
液が入ってくるときのむぎゅーっと重い感じが今までの注射と一味違います。。。


注射が終わった後も腕が熱く重い感じです。
これがリュープリン注射。。。
なんか想像以上でちょっと焦りましたが無事終了。


そしてさらにびっくりなこの日のお会計。
1万円超え!!

たっかーーー!!


恐るべし、リュープリン注射。

セカンドオピニオン、やるかやらないか

人生は迷いと決断の連続。

手術が決まってからセカンドオピニオンを受ける方も多いと思います。

最近は手術の方法や治療法などネットで検索すればいろいろ情報があるので、自分で調べてできるかぎりベストな結果を求められるのはいいことですよね。


以前のようにお医者さんのお言葉だけを信じて結果は神に祈るという完全に受け身な患者でいる必要はないのです。

わたくしも考えました。セカンドオピニオン

友人にも勧められ、わたくし自身も手術にはまだ抵抗があったのでやっぱり受けたほうが迷いがなくなるしいいでしょ、と思ったのです。

で、セカンドオピニオンについていろいろ調べて、
…結果、受けるのやめました。

その理由は下の4つです。

相談した病院に転院できない
 現主治医のもとで治療を受けることが前提での相談になる


「治療法に不満がある」ということが主治医にはっきりつたわる
 (結果、主治医との関係に悪影響があるばあいもある)


保険適用外なので数十分の相談でも2~4万円ほどかかる


結果的に現在の主治医と同じ意見になることが多い


今の治療方針に不満がなければセカンドオピニオンを受けたりしませんよね。
ということで、医者様にこちらの不満がストレートに伝わってしまいます。

そして最後の「結果的に現在の主治医と同じ意見になることが多い」
これ、なんか悲しいですが、そうなりそう、とわたくしも思ってしまいました。

そういうのって余程のことでないと、言ってくれなそうな気がします。
こっちの手段の方が絶対にいい!っていうのでない限り無難に「今の治療方針で問題ないですよ」と言われそう。
わたくしが医者でも「ほかにも方法あるけど、今の方針でいんじゃない?」思うかもしれません。
自分の患者じゃないし。
しかもわたくしの場合命にかかわるような重い病気じゃないですし。


ただこれだとセカンドオピニオンマイナスばっかりってことになるので、やって良かったという方いたらどんどん声を上げてほしいなと思います。
残念ながらわたくしが調べた中では不安、不満の方が多かったです。

良い例がいろいろあれば、お医者さまに遠慮してセカンドオピニオンやめるっていうのもなくなりますしね。

自分の体は一つだけなので、自分が納得した治療を受ける。

自分の意見は遠慮なく言うってことが当たり前になるといいですよね。

子宮全摘手術、本当に必要なんだろうか

医者様から子宮摘出手術の説明を受けたものの、わたくしまだまだ手術には後ろ向きでした

生理が多いくらいで(貧血もあるんだけど)生活上とくに困ってることもない。
痛いとか苦しいとかもない。

それなのに全部取ってしまわないといけないんだろうか。

たしかにもう子供を産まない年齢になると、子宮はあっても使うことはないかもしれません。
卵巣を残せば更年期障害になることもありません。

医者様からすると、子宮を取ってしまえば子宮がんにもならないし、子供を産まない人には子宮を残しておくメリットはないということになるのでしょうか。


ただ、手術するとなると、

1か月ほど仕事ができない
開腹手術なので手術後は痛いし体力も落ちる
後遺症がないとも言えない



こういうことがあるわけで、
よくある手術とはいえ、簡単なことではないのです。

準広汎子宮全摘出術

やるとなると大変。そして痛そう。
術後つらそう。

しかもわたくしタイミング悪く転職したばかりで非常に休みづらいです。
そもそも1か月もやすめるんだろうか。

いろいろ問題はあるものの、子宮頸がんに進行する前に取ってしまったほうがいいのはたしかです。

心配ではあるけど、やっぱり手術したほうがいいのだろうな、と少しずつあきらめに近い気持ちが出てきていました。

4月、新しい職場へ
そして高度異形成になる

4月、長男はキラキラの大学生活スタート。

そしてわたくし母も、新しい職場で新しい出会い。

心機一転頑張ろうと思っていた4月の婦人科の診察でした。


ちょうど長男の入学式の日。
受診のため入学式を途中で退席しフォーマルウエアのまま婦人科へ。
(;´▽`A“

そして前回の検査の結果が中等度異形成から高度異形成になっていました。
( ̄□ ̄;)!!

高度異形成。。。

お医者さんは淡々と言いました。

高度異形成になると治療が必要になる。
治療といっても病変部を切り取る手術。
通常は円錐状に子宮頚部を切り取るが、グリーンさんの場合筋腫が子宮頚部に近いところにあって、しかも巨大なので円錐切除術はできない
なので、子宮すべて摘出する手術になる。

え。
Σ( ̄ロ ̄lll)

子宮すべて摘出!?


ということは、腹腔鏡手術ではなく、開腹手術

手術は避けたかったわたくし。
・・・そうですか。と納得いかない表情のわたくし。

お医者さんは加えてこう言いました。
これは、わたしだけではなくて、ほかの医師とも相談した結果ですから。と。


そーなんですかねぇ。。。
往生際の悪いわたくし。

この時まだなんとか手術を避けたく、ほかに方法がないものだろうかと考えながら帰宅。

心とは裏腹のおめでたいアイボリーのフォーマルウエアでとぼとぼ帰宅。
(-。- )

そしておうちに帰って、入学祝の紅白まんじゅうをしょっぱい気持ちで食べたのでした。

春、ウエストサイズを調整。

2019年3月。

退職のご挨拶も済ませ、新しい職場で働くまで2週間ほど休みがあったので実家に帰省したり、時間がなくて今までできなかったことをやっていきました。

そろそろ春♡
職場も新しくなることだし、春のお洋服を準備しておこうと、買ったままほとんど着ていないスカートが数枚あるのを思い出しました。

なんでかって、ウエストがきついんですの。

脂肪のせいかもしれません。
それに加えて子宮筋腫のせいもある。

妊娠4~5か月くらいはありそうなポッコリおなか。

ウエストサイズ、Lならはけるっしょ?

と、甘く見て試着もせず買ったスカート。

後ろゴムになってるし、伸びるし、余裕・・・なはずが、

く、くるしい。
後ろゴムなのにくるしい。

そして結局1回履いただけ。。。

せっかく時間があるのだし、
やるなら今、ウエストのお直し!

しかしわたくしのような面倒くさがり屋が布を足して切って縫ってサイズを修正なんてするわけがない。
('0ノ'*)オーホホッ

後ろのゴム、切ってしまおう!

ウエストの裏側の布をまずはさみで小さく切り、そこから中のゴムをバツンと切ります。

。。。終了。

わたくしらしくものすごく雑な仕上がりですが
このあとこのスカートたちは現在もヘビロテです。

スカートウエスト調整
スカートウエスト調整
しあがりはものすごく雑ですが
裏側は見えないからどうでもいい。
はければいい。

ほんの少ししか広がって
いないように見えるかも
しれませんが、
これでけっこう広がっています。

引っ張るとさらに糸がほどけて
広がっていきます。

これで随分楽になりました。
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