準広汎子宮全摘出術ってどんな手術?
卵巣は残すが卵管は取る?
お医者さんに聞いてみた

6月、夫とともに婦人科を受診し手術の詳細を聞きました。

前回受診するときに次回は夫も一緒に説明を受けますと医者様に伝えておいたのでスムーズ流れで説明がスタート。

切除する部分は子宮全体と子宮頚部、卵巣は残す。

うんうん、そこはこの前聞いた説明と同じ。

で、聞いてみました。

Q.

具体的にどういう範囲で子宮頚部を切り取るのか、そして切り取った後はどのような状態になりますか。

A. 子宮頚部を数センチ切り取って、そこを縫い留めるので膣は袋小路のようになります。
卵巣は残しますが卵管はがんの予防のため切除します

Q.

普通に動けるようになるのはどれくらいからですか?

A. 何もなければ1か月くらいでかなり回復しますが、状況によって様々ですので長めに考えておいたほうがいいでしょう。性行為は術後3か月は控えてください

聞きにくいことまでしっかり答えていただけました。
夫と一緒に行くとこういうメリットがあります。


子宮を取ってしまうと当然子宮がんにはなりませんが卵巣を残すので卵巣がんにはなります。
卵管からがんになることもあるので不要な卵管は切除するということでした。


卵巣を残して排卵は続くけれども、行きつく先の子宮がないので卵管も不要。

だとすると、ちいさな疑問が…

Q.

排卵された卵子はどこへいくのですか?

A. 排卵された卵子は体内に吸収されます。内出血などが自然に吸収されてなくなるのと同じです。



体内に吸収されるんですねー。それでも排卵は通常の閉経まで続くんですね。50歳くらいまでですかね。
子宮も卵管もないのに排卵を続ける卵巣にちょっと虚しさを感じますがもうしばらく頑張ってもらわないとですね。



これでだいたい気になっていた疑問は消えました。

そしてこの後前回も説明された「尿管ステント留置」という処置の説明を受けました。

手術の前日、または数日前に膀胱から腎臓までの尿管に管を通す処置です。
何のための処置かというと、一つは手術中に尿管の位置がはっきりわかるようにするためと、もう一つはもし尿管を傷つけたときにも管を入れておけば傷が治れば尿管が元通りに機能するらしく、そのための処置とのことでした。

この件、前回もかなり詳しく説明され、さらに泌尿器科の先生から詳しく説明があるということで、この入念さ、何かあるのかしら??と少々不安になっていました。

そして今回再度の説明で、ますます気になってきました。


そしてやっぱりこのなんとなくの不安は残念ながら的中してしまい、「尿管ステント留置」の処置で予想外のことになってしまうのです。

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